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アケ版連ジでフレーム調査する方法は現状ないのかな

以前に話題に出た無反動砲の入力猶予フレーム。
アケ版と家庭用版で本当に違いがあったりするんでしょうか?

これを調査すべくエミュレータ2窓を起動し、アケ版DC版を同時入力プレイしてみることに。
アケ版の方が猶予フレームが大きければ「DC版のみ失敗→アケ版のみ無反動砲成功!」となるはずでしたが…。

実はアケ版もDC版も変わらなかったりする?

PS2版の連ジDXについてはコマンドスティックPS(カスタム)を使用することで、詳細なフレーム調査を行うことができました。しかし残念なことにこの機器は変換機をかますと正常動作しないっぽく、エミュレータ上での調査は事実上不可能。

やっぱりアーケードNAOMIエミュレータの進化を待って、TASっぽいコマ送り機能の搭載を待たないといけないのかも…。

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貫通後のビームに関するダメージ法則について

「実弾やMSを貫通した後のビームはダメージが半額になる。」って話は皆さんもよくご存じかと思います。

ならば「複数の実弾やMSを貫通した後のビーム」について、ダメージ計算がどうなるかって疑問を調査してみました。

ガンダムBR基本ダメージ:124……………を基本値にしての調査

1体貫通後ダメは62=1/2
1体貫通後の誤射ダメは31=1/2の半額
2体貫通後ダメは41=1/3
魚雷(弾頭2発分)貫通後ダメは41=1/3
2体貫通後の誤射ダメは20=1/3の半額
魚雷×2(弾頭3発分?)貫通後ダメは31=1/4
魚雷(弾頭2発分)と1体貫通後の誤射ダメは15=1/4の半額
魚雷(弾頭2発分)と2体貫通後ダメは24=1/5
魚雷×2(弾頭3発分?)と1体貫通後ダメは24=1/5
魚雷×2(弾頭3発分?)と1体貫通後の誤射ダメは12=1/5の半額
魚雷×2(弾頭3発分?)と2体貫通後ダメは20=1/6
魚雷×2(弾頭3発分?)と2体貫通後の誤射ダメは10=1/6の半額
魚雷×4(弾頭8発分?)貫通後ダメは13=1/9
魚雷×4(弾頭8発分?)と1体貫通後ダメは12=1/10
魚雷×4(弾頭8発分?)と2体貫通後の誤射ダメは5=1/11の半額

つまり貫通回数が増えるごとに1/2、1/3、1/4、1/5……とダメージ減少する法則。
貫通回数を「X」とすれば、「基本ダメージ÷(X+1)」の数式でダメ計算ができるようです。

ゴッグなんかは魚雷×1で弾頭が2発出るので、敵BR相殺を上手くやれば1/3にダメ減可能。
ゴッグ使いにとって魚雷相殺はかなり重要なテクニックなのでチェックしておきましょう。

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やったー無印旧ザクのダメージ表できたよー

あらゆる困難が科学で解決するこの令和の時代、ネットの深層で未だ蔓延る連ジ無印一派。

そんな皆さんが気になる、無印のダメージデータは? DXとの違いは? 旧ザクの性能は?

調べてみました!

●連ジ無印旧ザク
    マシンガン  14*5 (*4で56[よろけ] *5で66)
    バズーカ   102 (実弾74,爆風37)
    クラッカー  14~54(実弾14,爆風14)
    通常格闘   [近距離]94 (37,74)
           [中距離]74
    ステ格闘   37
    特殊格闘   93
  ステップ特殊格闘 74
    空中格闘   55
  空中ダッシュ格闘 74
    着地格闘   ステ格闘と同じ
  起きあがり格闘  ステ特格と同じ

●連ジDX旧ザク(比較用)
    マシンガン  9*5 (但し、*5は42)
    バズーカ   92 (実弾61,爆風41)
    クラッカー  直撃ヒット58(実弾51,爆風11)
           炸裂ヒット11~49
           壁当て等多段同時ヒット40
    通常格闘   137 (81,73)
    ステ格闘   77
    特殊格闘   120 (73,61)
  ステップ特殊格闘 73
    空中格闘   83
  空中ダッシュ格闘 79
    着地格闘   特殊格闘と同じ
  起きあがり格闘  83

局地的に話題になっている連ジ無印DC熱帯。そのダメージデータについて追ってみました。
無印の攻撃力の低さが浮き彫りになりますが、バズーカの威力は目を見張りますね!

以下には無印旧ザク調査の副産物を一応記しておきます。
アーケード版連ジ無印との違いがあるかどうかは未調査です!

●連ジ無印のその他ダメージデータ

111:ガンダムシャゲル生ゲルBR
121:ガンダムバズーカ
186:ガンダムハンマー
93 :ガンキャノンBR
97 :ガンキャノン砲 (55,55)
97 :ガンタンク砲 (55,55)
69 :GMビーム
78 :シャズゴビーム
14 :ザクマシンガン1発
140:ギャン密着ハイド (実弾18,爆風18)
74 :ゴッグ密着拡散 (1本18)
111:ゴッグ頭突き
132:ゴッグ空格 (1発目のみは111)
226:ゴッグ空格→空格→空格1段
264:ゴッグ空格→拡散

やっぱり連ジ無印はDXと比べて、全体的に1発のダメージが低く抑えられているようです。
特に低コスト機の攻撃力の低さには驚きですね!

いかがでしたか?

連ジ無印の旧ザクや、その他のダメージデータについてまとめてみました。

ここまで読んできて「全MSのダメージデータはないの?」と気になったことでしょう。

残念ながら無印について先人の研究結果は見つかりませんでした!

今も連ジ無印を楽しんでいる皆様方には是非とも調査を進めてもらい、謎となっている部分や気になるところを解明していってほしいものですね!

プレイ人口の少ない連ジ無印勢がこの先生き残るには?
連ジ熱帯での無印の扱いも気になるところ…。
今後も連ジプレイヤーの皆さんに幸せなことがあるといいですね!!!

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連ジDXに「時間補正はないですよ」を一応検証

「残時間補正」って話をたまに耳にするんですが、どこが出所のネタなんでしたっけ?

「残り時間が少なくなると攻撃力アップの補正がかかる」って意味なら、そうした補正は連ジDXには無いと思うんですよ。

にもかかわらず不定期にそうした話題が持ち上がるのは、何か理由があるのかな。

時間補正の存在を否定する度に、Ζ無印の「ハイパーコンビネーション」を思い出します。

稼働当初は「ハイコン発動中は攻撃力2倍!」説が強く信じられていたのに、当時データ班だった自分が実測した結果は意外にも攻撃力に変化なし。

測定結果を攻略掲示板のデータ班スレに書き込むも、スレ住民から中々信じてもらえなかったのをよく覚えています。

そう言えば「同時ヒットはコンボ補正かからない説」も根強く信じられていた気がしますね。
瞬間的に攻撃が多重ヒットすると大ダメージの印象が強くなるものなんでしょうか。

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サーチ切り換わり間際の標的変更について

今月上旬今月中旬に取り上げた話題を一応検証してみました。

射撃ボタンを入力してから実際にビームが射出されるまでの間、もしもサーチが切り換わってしまった場合には、どちらの敵に対してビームが飛んでいくかという疑問。

結論から言うと、これはアーケード版と家庭用版で明らかな違いがあるようです。

・(シャゲを使用して)敵2機を視界に入れた状態でブースト上昇。
  ↓
・射撃ボタン入力。
  ↓
・敵Aが真下の死角に入り、サーチが外れる。
  ↓
・サーチが自動的に敵Bへと切り換わる。
  ↓
・BRが射出される。

この実験を行った場合、アーケード版だと敵Aを攻撃家庭用版だと敵Bを攻撃
アーケード版と家庭用で仕組みが異なることを確認できました。

これは意図的な変更点なのか、それとも意図しなかった移植ミスなのか。
うーん、傍からはよく分かりませんね。

前にも書いたように一見して実戦に大した影響はなさそうに見えるけど、場合によっては勝敗に直結しそうな影響もありそうで、アケ版に親しんできた者にとってはモニョるところです。

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バグ……なのかな? その4

香港勢からの情報提供により、ハンマー回転にまつわるバグが発見されました。
アケ版でも家庭用でも同条件で発生するバグの詳細については以下の通りです。

着地直前にハンマー回転を出す。
 ↓
着地直後に被弾する。
 ↓
なぜか盾ガードモーションが発動する。
(ダメージは自機に入る。盾にダメージは入らない。)
 ↓
ダウン属性攻撃を被弾してもダウンしない。
 ↓
この瞬間被弾した攻撃はコンボ補正に加算されない。

これが着地前被弾だったり、着地後でもタイミングが遅れると駄目。
フレーム調査までしていませんが、恐らくハンマー回転の攻撃判定が出るまでのタイミングで着地後被弾する必要があるっぽいです。

中でもダウン属性コンボ補正除去の相乗効果によって、他では成し得ない即死コンボを生み出す可能性を生むのがポイント。

凝ったことをしなくても、ガンキャノン砲とかタンク砲など同時に2発が発射される攻撃は同時ヒットしてもコンボ補正かからないのでお得。ジオング腕ビームも200くらい減ります。

だが悲しいかな、ガンダムハンマー自体の存在がレアだってのに、わざわざリスクを冒してまで着地直前ハンマー回転なんて意味不明な行動をとる香具師が今後現れるのか?

デメリットしかない大道芸ネタが発掘されたガンダムハンマーの明日はどっちだ?

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連ジ動画紹介その1255(CPU戦その他2020~)

ガンダムハンマーに関する情報提供ありがとうございます。
動画を見てもらえれば分かりますが、ハンマー被弾でダウンせず、なぜかダメージを食らいつつ盾ガードモーションのみが発動。そのままコンボで即死に至っています。

現在こちらも検証調査報告中で、恐らくハンマー回転絡みのバグ報告となりそうです。

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ダブルKOとはいかない連ジの謎(アケ版エミュなら…

おおっぴらに連ジ動画紹介とはいかないので一部のみ抜粋。

コマ送りで見ても同時フィニッシュは間違いなし。
残体力はグフの方が多かったはずだけど、体力ミリのシャザク側が勝利。
勝敗を分けるポイントはどこにあるんでしょうね?

アケ版連ジはマスター台とスレイブ台で差があるとの噂もあったけど、その真偽は?
熱帯なら調査できそうなんですけど、やらんといかんタスクが溜まりすぎてて調査サボり中…。

こんな風にアケ版でもローカルエミュで4台プレイできたら色々と調べやすくなります!
誰かやり方を教えてください!

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連ジネット対戦戦果報告~2022年その5

熱帯で身内戦を堪能してたら突如鳴り響く津波警報。
即座に撤退して様子を見ましたが周辺では顕著な異変はなく一安心。
今現在も予断を許さない状況のようで、連ジプレイヤーの皆様に被害が出ませんように。

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連ジDXの改善希望点を考えてみる その10

敵からのサーチによって表示されるロックオンアラート(以下ロック警報)
この点灯条件等を前々回前回の記事で解説しましたが、これに一部例外とも言える謎仕様が存在します。

どうにも想定とは異なるバグっぽい気もして、実戦に悪影響を及ぼす恐れもあったりする仕様なので今更ながら指摘しておきたいと思います。

 (例)
敵Aが前から、敵Bが右から自機をサーチしている状態。
  ↓
敵Aの射撃攻撃を自機が左に移動して回避すると…。
  ↓
敵Bから攻撃されなくても、右方向のロック警報が点滅する場合が!?

動画では右側の敵が何も攻撃してないのに、右側ロック警報が点滅しているのが分かります。

小さくギリ避けしただけではロック警報に変化はなく、大きく動いて避けるとロック警報が点滅するのは、恐らく前方の敵から撃たれた弾が画面右側に見切れるとロック警報に影響するものと推察されます。

これによって、実際は右側の敵からは攻撃されていないのに、自機からすると「右側の敵から攻撃された!」ような錯覚に陥りやすく、正常な判断にノイズが生じてしまいます。

なお、右側の敵が自機をロックしてない場合(右側ロック警報が最初から点いてない場合)には何の変化もありません。

そして後ろにいる敵からロックされた状態で、前方の敵から撃たれた弾を避けた場合。
なぜか地上回避と空中回避で、ロック警報の変化の有無が異なります。

推測になりますが、地上回避だと目標を通り過ぎた弾は誘導を失い、空中回避だと誘導を保ったままになるので、空中回避の場合のみロック警報が点滅するということになるのでしょうか。

荒らし・嫌がらせ・混乱の元 → del

ややこしいからこういう不具合はやめてほしい。

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ロックオンアラートのメカニズム(実践編)

前回の記事で基本的な知識を確認したところで、実際に攻撃を受けた際に生じるロックオンアラートの変化を見ていきます。

敵から射撃攻撃を受けたときのロックオンアラート

前方からのロック警報については、敵から攻撃を受けても何も反応を示しません。
左右と後ろからのロック警報については、敵からの射撃攻撃によって以下のとおり変化します。

●【サーチされている敵から射撃攻撃】
 ロック警報の四角部分全体が赤く光る。
 「CAUTION 注意!」の文字が「DANGER 危険!」に変化する。
 ビームは赤く光り続けるが、バズーカやマシンガンは赤く点滅。

●【サーチされている敵からの射撃攻撃を回避】
 ステップ回避により射撃攻撃の誘導が消えるとロック警報は元通りに。
 もしくは目標を通り過ぎたり、地形に当たって攻撃判定を失った場合も同様。

●【サーチされている敵から一部の射撃攻撃(※)】
 ロック警報は普通に点灯したままで、変化無し。


(※)ロック警報が変化しない一部の射撃攻撃に該当する射撃・サブ射撃は以下のとおり。
射程距離のあるゴッグ拡散とクラッカーは、ロック警報を変化させずに奇襲が可能です。

ハンマー・ゴッグ拡散
陸GM手振り・ナギナタ回転・クラッカー・ドム拡散・ハイドボンブ・ヒートロッド

また射撃攻撃は誘導(ホーミング)が残っているかどうかで、ロック警報への影響の有無も変化します。モンキーBRや相手が地上にいる時のゾック頭部ビーム(限界射角外)などは射出の瞬間のみロック警報が反応。次の瞬間にはすぐ通常点灯状態のロック警報に戻ったりします。

一部でぶっぱ撃ちと呼ばれた「遠距離射撃後に目標からサーチを外す技」を使うとロック警報の表示を消すことができるので、状況次第で敵の油断を誘うことができるかも。

敵から格闘攻撃を受けたときのロックオンアラート

さて興味深いことに、遠距離での格闘は敵機のロック警報を消滅させる効果を持っています。

●【サーチされている敵から誘導距離内での格闘攻撃】
 ロック警報は普通に点灯したままで、変化無し。

●【サーチされている敵から誘導距離外での格闘攻撃】
 ロック警報が消滅!

グフの空中ダッシュ格闘などはレーダーを見ないことには全く行動が読めず、遠距離からの急接近闇討ちが非常に強力となる要因に。ゴッグやシャゲの空D格で死角から接近するのも、ノーロックでのステルス近接と同様の効果をもたらすはず。

どういう意図があってこのような仕様となったのかは謎ですが、ロック警報にはさらに不可解な事象も見つかっているのでその辺は次回の記事で解説。

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ロックオンアラートのメカニズム(基礎編)

敵からのサーチによって表示されるロックオンアラート(以下ロック警報)、これがどういった条件で点灯したり点滅するのか調査結果を改めて記事にしておきます。

で、このロック警報にはあまり知られてないんじゃないかと思われるバグっぽい挙動があって、右の敵から撃たれてないのに右のロック警報が光ったり、後ろの敵から撃たれてないのに後ろのロック警報が光ったりしてプレイヤーを混乱させちゃう謎仕様が存在するので、そこは問題提起も兼ねて別記事にて解説したいと思います。

ロックオンアラートの基礎知識

ロック警報は赤色の三角マークと、それを囲む「CAUTION 注意!」などと書かれた四角部分、そして「(前方)敵ロックオン注意」の文字部分からなります。

ではこれらの部分がどのような時にどういった反応を示すか、状況別に分類してみます。

●【敵からサーチされていない】
 ロック警報は点灯しない。

●【敵からサーチされた!】
 ロック警報が点灯。効果音が鳴り「(前方)敵ロックオン注意」の文字が約1秒間点滅。

●【敵からサーチされ続けている】
 サーチされてる間ロック警報も点灯したまま。

●【(例)左方向から自機をサーチ中の敵が後ろ方向へ移動】
 左からのロック警報が消滅。後ろからのロック警報が点灯。
 効果音が鳴り「敵ロックオン注意」の文字が約1秒間点滅

●【(例)敵Aが後ろから、敵Bが右から自機をサーチ。敵Aが右方向へと移動した】
 後ろからのロック警報が消滅。右からのロック警報は変化無し。

ロック警報が表示される方向は、前後左右の4方向。
それぞれ概ね90度ずつで振り分けられている感じです。

ただし敵が画面上の視界の中にいる場合は、それが自機の後方に位置していたとしても前方として処理されるようです。

次回の記事では、敵から攻撃を受けたときに起きるロックオンアラートの変化を解説します。

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