ズンダって何?

ズンダって何?

空中で射撃後、一定のタイミング(銃口が下がる瞬間くらい)に着地することによって
射撃硬直をなくし、普通よりも短い間隔での連続射撃、サブ射撃、格闘、サーチ切り替えなどを可能とするテクニック。
機体と状況によっては、ビーム>硬直キャンセル小ジャンプ>着地ビームが連続で繋がる。
(参考動画:通常連射(72fr間隔)とズンダ(53fr間隔)ズンダ格闘)

ズンダの派生語で「天然ズンダ」と「人工ズンダ」があるが、空中射撃後ブーストをふかさずに着地するのを天然。
空中射撃後ブーストをふかして着地タイミングを調整するのを人工と呼ぶのが一般的。
(参考動画:天然ズンダ人工ズンダ)

ちなみに名前の由来はズンダ餅からきているそうな。発祥は連ジ無印時代の非公式掲示板に立てられた
架空のゲーセン「ZUNDA」を舞台としたネタスレにあるという説が有力。
ズンダの語源・由来についてもう少し詳しく

最速ズンダって何ですか?

着地寸前にブーストをふかしてから着地、通常ズンダよりも1フレーム速く連続射撃をするズンダは「最速ズンダ」と呼ばれる。
空中射撃→着地射撃の間に銃口が下がらないズンダは、厳密には最速ズンダではないので注意。
(参考動画:通常ズンダ(50fr間隔)銃を下ろさない通常ズンダ(53fr間隔)と最速ズンダ(49fr間隔)小ジャンプ最速ズンダ(49fr間隔))

巷では「銃口を下ろさないズンダ」=「最速ズンダ」だと思われていましたが
着地前にブーストを吹かしさえすれば、最速でも何でもなく「ライフルを下ろさないズンダ」は可能。
ある程度シビアなタイミングは要求されるものの、ポイントはブースト→着地ビームを1Frの隙間無く繋げる事、
そのポイントさえ押さえれば、かなりの確率で「銃口を下ろさないズンダ」(≠最速ズンダ)は撃てます。
(参考動画:通常ズンダ(50fr間隔)と銃を下ろさない通常ズンダ(55fr間隔))

よって、最速といっても1fr単位の微妙な操作は常人にはまず不可能。たとえ可能とする上級者がいたとしても、
成否を肉眼で確認できる超人なんて存在しないでしょう。私見では特に最速にこだわるべき理由は無いと思います。

ズンダってどれくらい速くなるの? 機体差とかあるの?

(ダムの例)

【通常連射】 最速連射間隔72Fr
ビーム   1Fr  射撃
空白   72Fr  ビーム硬直
ビーム   1Fr  射撃

【通常ズンダ】 最速連射間隔50Fr
ブースト 54Fr  軽く浮き上がる
ビーム   1Fr  空中射撃
空白   50Fr  自由落下
ビーム   1Fr  着地ビーム

【ライフルを下ろさないズンダ】
ブースト 40Fr   軽く浮き上がる
ビーム   1Fr   空中射撃
空白   42Fr   自由落下
ブースト 8~15Fr 軽く浮き上がる (機体の向きやカメラアングルによって不安定)
ビーム   1Fr   着地ビーム

【最速ズンダ】 最速連射間隔49Fr
ブースト 54Fr  軽く浮き上がる     ブースト 40Fr  軽く浮き上がる     ブースト射撃同時押し  1Fr  撃ちつつ飛ぶ
ビーム   1Fr  空中射撃        ビーム   1Fr  空中射撃        ブースト       17Fr  軽く浮き上がる
空白   48Fr  自由落下        空白   42Fr  自由落下        空白         30Fr  自由落下
ブースト  1Fr  軽く浮き上がる     ブースト  7Fr  軽く浮き上がる     ブースト        2Fr  軽く浮き上がる
ビーム   1Fr  着地ビーム       ビーム   1Fr  着地ビーム       ビーム         1Fr  着地ビーム

下の左側の数値が通常の連射フレーム間隔、右側が通常ズンダの最速連射フレーム間隔です。
なお最速ズンダの連射フレーム間隔は右側の数値よりも1Fr速いものとなります。

ダム     72 50
キャノン   72 62
GM     72 50
陸ガン    72 50
陸GM    72 50
ジオング腕  83 61
ジオング頭  61 53
シャゲル   68 46
Nゲル    70 48
シャズゴ   66 50
ズゴック   69 53
ドム拡散   57 51

ダムバズ   100 78
陸ガンバズ  100 78
ドム.     88 75
シャザク   81 73
量ザク    86 78
旧ザク    86 78

ギャンハイド 103 73 (振り向き撃ち40fr)
ザクマゼラ  84 39
陸ガン味噌  59 39

BR系で不遇なのがズゴ系。キャノンはサブが速いからいいですが動作も弾速も
重いズゴックはズンダを当てていくのはかなり困難となります。
バズ系はダムと陸ガンのズンダが思ったより高性能です。ザク系は猶予時間が8Frと厳しくなってます。
MG系などは調査が面倒なのでパス。マゼラと陸味噌のズンダは高性能……だと思いたい。

一応ズンダ性能最低のズゴックでも遠距離からシャザク相手にズンダを確定させることはできます。
およそ着弾間隔47fr以上ならシャザクのステップで回避可能ですが、ズゴ最速で46frまで縮められることを確認。

ちなみにレバー前入れ小ジャンプズンダが通常よろけ機体に確定するMSは以下の通り。
確定する:ダム、GM、陸ガン、陸GM、シャゲル、ゲルググ、
確定しない:シャズゴ、ズゴック、ガンキャノン、
シャズゴは確定しないと言っても、ザクなどステップの遅い機体では避けられないみたいです。
どのみちゲル系以外は実戦で使うにはタイミングシビアすぎ。

強くなるにはズンダは必要?

ズンダをマスターしておいた方が強いのは確か。このゲーム上手い人でズンダを使えない人はいません。
初級から中級へとクラスチェンジするには必須の技術と言えるでしょう。
ただ初級にまだ達していない初心者が、いきなり強くなれるというようなものでないのも確か。
他の基本動作をマスターして、ある程度戦場で戦えるようになってから、
初めてズンダのテクニック生かすことができるようになります。

どちらかと言うと、ズンダは教えてもらって覚えるものじゃなく、プレイしながら自然と身に付いてくるもの。
焦って覚える必要はないと思います。

ズンダのいい練習方法ってない?

特にこれが一番ってな方法はないですけど…。ズンダが一番出しやすいシャゲで練習するといいかも。
まずは小ジャンプズンダを出せるようにしてみましょう。

レバー前に入れっぱなしで「射撃ボタン入力→ビームが出る瞬間くらいにジャンプ→着地するまで射撃ボタン連打」

これで、普通に射撃ボタンを連打するより、ずっと短い間隔でビームが撃てるようになればいい感じです。
何度か練習して、できるだけ短い間隔で2発のビームが撃てるよう練習してみましょう。
できたら次は地上スタートでなく、空中で1発撃ち、着地で1発撃つ空中からのズンダを練習。
それもできるようになれば空中ダッシュ射撃からのズンダ(天然ズンダ)を練習。
慣れてきて空中制御が自然にできるようになれば人工ズンダを練習していくとよいでしょう。

最初のうちは、2発のズンダビームがコンボになっているかどうか、それにこだわる必要はありません。
遠距離からズンダをコンボで確定させていくのは上級者ですら至難のテクニックです。
初めはズンダのタイミングさえ覚えれば2発目は避けられてもOK。
コンボにするコツは、後から空中制御とともに自然とプレイ中に身に付いてきます。

ズンダはできるけど、2発目を繋げるの難しいん だけど…。

とりあえず、ズンダを速く繋げるには大まかに分けて2つの要素が関係してくる。

  • 初弾から次弾までの射撃間 隔をできるだけ短くする。
  • 初弾から次弾までの間に敵 との距離をできるだけ詰める。

前者はごく単純。ダムを例に取るなら、1発目撃った後の着地のタイミングを最短の50frに
できるだけ近づけるように調節して着地+射撃。ザクバズのような特殊なズンダを除いて
BR機体のズンダは多分タイミングを覚えるだけで速く撃てるようになるはず。操作の正確性が問われる所。
できるなら最速ズンダが使えると強いが、猶予時間1frと人間技じゃない気がするので超上級以外は意識しないのが吉。
それと単純だけれども難しいのが、着地したその瞬間に射撃を入力すること。
ボタン連打だとどうしても着地→射撃に「間」ができてしまうので
できるなら着地射撃では目押しを意識すると吉。個々人で自分に合ったやり方を見つけるしかないだろう。

後者は単純に見えて微妙に複雑。初弾から次弾までに前進移動で距離を稼ぐことだけが重視されがちであるが、
空中から地上の目標に向けて撃つズンダは、初弾から次弾までの間の落下距離や、敵との直線距離も関係する。
あまり意識されないことだがこのゲームでの落下速度は、空D速度よりもよっぽど速いように作られている。
その落下速度を生かすには、できるだけ高度のある場所から自由落下の慣性を殺さずにズンダを狙っていけばよい。
上から下の目標に向けて近づけばよいのだから、当然多くの距離を自由落下で稼ぐことができれば
それだけズンダも繋がりやすくなる(はず)。
次に敵との直線距離との関係だが、これは少々ややこしい話になるので図を用いて説明してみる。

「図1」の三角形ABCと「図2」の三角形abcは合同である。
ここでは点A(a)で初弾を撃ち、点B(b)で着地して次弾を撃つものとする。
そして目標となる敵を点D(d)として「図1」と「図2」の『敵との直線距離』に差をつけてみた。

A~D間の距離
6*6=36 (10+8)*(10+8)=324 36+324=360 √360=6√10=6*3.162=18.972=AD
a~d間の距離
6*6=36 (4+8)*(4+8)=144   36+144=180 √180=6√5 =6*2.236=13.416=ad
上で詰めた距離と下で詰めた距離の差
(AD-BD)-(ad-bd)=(18.972-10)-(13.416-4)=8.972-9.416   9.416-8.972=0.444
∴ (ad-bd)>(AD-BD)

即ち敵との直線距離が近い方が、初弾から次弾までの間に敵との距離を詰めやすいということが言える。
三角関数? 間違ってたら恥ずいっスね…。

ズンダって、近距離と遠距離、どっちが繋がりやすいの?

上に図解したように原則として近距離の方が繋がりやすいです。
それにタイミングが確定でなくても、次弾を撃つ間合いがほぼ密着に近い距離なら銃口の方向修正で
ステップに無理やり当てていくことも可能。これを利用すれば以下のような荒技も可能となる。
・空中BR→ほぼ密着で着地 →ディレイズンダBR→小ジャンプ→着地ズンダBRが方向修正で無理やりヒット

ただし、小ジャンプズンダに関しては地上BR→地上BRなので
近距離よりも遠距離の方が繋げやすいです。
仮説ですが、BRはおそらく等速直線運動ではなく、徐々に微妙に加速しながら空間を進みます。
つまり近距離よりも遠距離の方がBRの弾速は速いということになります。
よって距離が遠いほど、相手がよろけでノックバックした分の距離を速く進めることになるので
密着とサーチギリギリの場合とでは、着弾間隔にして約2~5frほどの違いが生まれるのです。

最近調べなおしたら間違ってました…近距離も遠距離も違いはないみたいです。申し訳ありません。
他サイトでもっと詳しい解説をしてくれている所があったので紹介させていただきます。
ザコソルジャーのズンダ関数論(転載)

なお初弾が盾に当たったときに妙に次弾が繋がりやすいのは、盾ガード硬直が長いのではなく、
盾ガード時のノックバック(後ろに下がる距離)がよろけに比べて少ないからだと思われる。

他にも地形を利用すればズンダのみで5ヒット させたり、ギャンの盾を破壊できたりもするがやはり大道芸の域か?

ほかにどんな使い道があるの?

コンボ以外にもズンダの使い道は色々。着地後のスムーズなサーチ切り替えや格闘での着地Cなど。
中でも代表的なのが1発目をフェイントに隙を見せ2発目を当てていくテクニック。
1発目を牽制にしてパンチラ斬りや射撃硬直狙いの接射を誘っておいて、本命の2発目で迎撃という使い方。
例えば空中ビームかわされる、自機着地、自機に向かって相手空中前ダッシュビーム、それをズンダで落とす! とか。
相手の着地に合わせて間合いを詰める人に有効で、1発目を避けると安心する心理を逆手にとる感じ。
というか、ズンダ以外に切り抜ける状況が無いって状況の時が結構あったりするので、いざって時に覚えておくと吉。
自由落下避けと組み合わせればゴッググフの格闘やガンダムのパンチラ格闘なんかも迎撃することが可能。
更にこれを応用し、2on2で近くにいる方をロックして牽制しつつ、見てない方を実は狙うという展開ができると心強い。
画面内に敵が二人見えていたり、真っ直ぐ空Dで直進してくるのがレーダーでバレバレな時など、
ロックしてる方に1発目を撃って、サーチ変えズンダでもう一機を撃つとこれが結構命中する。
もし当たらなくても敵の直進だけ防げれば何とかなる間合い、2発目が振り向き撃ちにならない角度を心がけよう。

補足。ズンダを意識した着地が癖になってしまうと、常に着地のタイミングが一定となってしまい着地硬直を狙われやすくなる。
着地してズンダを狙うと見せかけ、再浮上して着地狙いを回避するってなフェイントもあることを忘れずに。
ズンダ置きビーすると見せかけてズンダせずにズンダ置きビーすると読んでその後のタイミングで来た相手を迎撃など
何重もの読み合いが考えられます。
着地Cを意識するあまり、射撃硬直中の着地を全くしないなんてのもダメ!(経験談)