カテゴリー : 攻略雑記

「ヒットスロー」とは連ジ特有のゲームエフェクト?

よくあるゲーム表現で「ヒットストップ」というエフェクト処理があります。
連ジではヒットストップは採用されず、ヒットスローという独自の表現が行われるようです。
確かにコマ送りにして見ると完全停止じゃなく少しずつ微妙に動いてるのが分かります。

見てて分かりやすいのが多段格闘を当てた場合の攻撃スピード。何もない所で格闘を振るより、格闘をヒットさせた時の方がモーション終了までの時間が長くなっているのが分かります。

このヒットスローはマシンガン系の攻撃を同時ヒット(FS)させることで、スローそのものをキャンセルしてなくすことができます。多段格闘を当ててる途中で意図せず発生するあの現象。
ただ同時ヒットFSが発生すると余計なコンボ補正が生じてダメージ的にはマズ味なので注意。

試してないけど、接射時にヒットスロー解除が発動して反撃確定するケースもあるのかな?

マシンガン系の中でも特殊な効果を持つのがギャンのニードルミサイルです。
マシンガンのようによろけ値が低い射撃は命中してもヒットスローがかかりません。
しかしギャンニードルは1発ずつ全ての弾にヒットスロー効果が付与されるため、1発かすった場合に残りの4発を回避するのが難しくなるという副次的効果がもたらされます。

ガンタンクのポップミサイルはどうだったっけ?

試しに格闘でのよろけにニードルで追撃した際の硬直変化について実験。
すると、よろけ硬直が9フレーム増加することが確認できました。
マシンガンではこうはなりません。

これを利用すれば、ギリギリ繋がらないタイミングのズンダにニードルを絡めてコンボを成立させたり、ニードル追撃でのヒットスロー限定の連続技なんかも考えられるかもしれません。

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格闘誘導で視点変わるのって正直邪魔じゃないですか?

格闘攻撃が敵に誘導している最中、カメラワークが通常時から変化して躍動感が強調された演出が挿入されるのは皆さんご存じのとおり。

でもこれって対戦中に限ると微妙に疎ましく感じることってありません?
見た目は格好いい演出なんだけど「プレイの妨げにもならん」かというと微妙なところも。

格闘誘導中は別方向から視点が固定されるるため、敵僚機との位置関係が分かりづらくなって、格闘硬直を狙ってきた敵僚機の攻撃がどの角度から飛んでくるのか誤認識したり…。

つけ加えると、視点変更中はなぜかロックオンアラートも表示されなくなって敵僚機から攻撃されてるのかどうかも判別しづらいんですよね。そういう演出を企図してるのかもですが…。

この現象が発生するのは格闘誘導時に限るので、時には敢えてサーチボタンと格闘ボタン同時押しで誘導を外しつつ格闘を当てるテクニックもあります。これなら視点変更が発生せずに、なおかつ敵僚機の動きを見ながら攻撃ができるので格闘コンボ途中に組み込むのがお勧めです。

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地上で盾ガードしても硬直が短縮される例

通常の盾ガードは硬直が48フレーム。
空中盾ガードだとなぜか硬直が38フレームと短くなる糞ゲーファクター。

割と勝敗を左右しがちなこの運ゲー要素が発動する条件については「盾ガードした瞬間に空中判定であればよい」って訳じゃありません。

フレーム単位でちゃんと調べた訳じゃないけど、盾ガード後の一定のタイミングで接地判定なら通常盾ガード硬直で、その瞬間宙に浮いてる空中判定なら空中盾ガード硬直が適用される模様。

データ調査してない憶測で申し訳ないですけども…。空中盾ガード硬直が切れる38フレーム目から、通常盾ガード硬直が切れる47フレーム目までの間に、空中判定の状態であれば盾ガード硬直解除、そうでなければ通常盾ガード硬直が適用されるんじゃないかと。

調査方法のメモ書き。
低空ジャンプ中に盾ガード→ジャンプボタン押しっぱなしで射撃ボタン連打。
盾ガード後に高度が低くて着地した場合は射撃がすぐ出ない。
盾ガード後に高度が低くなくてブースト再浮上できた場合だけ射撃がすぐ出る。

空中盾ガード硬直を利用すれば変なコンボや他にも色々なことに応用できるので、このクソゲー要素を上手く活用してみてください。

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シャゲ着格盾ガードさせたらフレーム不利なの忘れてた

「今度調べておきます」とか書いておいて、実際調べたのに結果を書くのサボってました。
こういう調査結果はちゃんとアウトプットしておかないと、己の血肉にもなりませんね。

閑話休題。

20年以上の連ジ人生で学んだことを記録に残しておくのは、自分自身のためでもあります。
攻略が盛り上がっていた連ジ全盛期も今は昔。
ためになるネタを教えてくれるような親切な先達は既に死滅してしまいました。

ゲーセンや熱帯の猛者相手に実力で劣る自分は、発掘したネタから武器を見出して勝負を仕掛けなければなりません。このブログはそのための場所。

プレイを通じて知り得た新しい情報(インプット)を自分なりに噛み砕いて整理し、文字や画像や動画という目に見える形で公開(アウトプット)し、他人に説明する過程で自分の考えもより正確な形にまとまって、場合によっては内容の不正確さや不足に指摘をいただいたり、別の視点から感想を寄せられて新たな発見に至るのだってよくあること。いや本当に。

さらには発信した情報が人様のお役に立ったり、おまけに連ジを通じた新たな出会いに繋がったりもして……これからも連ジをもっと楽しく遊べる気がしてくるんですよね!

という訳で、この期に及んで未だに連ジをやめられない熟練異能の方々も、是非是非連ジ攻略情報その他心の叫びを吐き出してモニタの向こうの同じ穴のムジナの連ジ狂からのレスポンスを期待してみてはいかがでしょうか。今はSNSやらyoutubeやら手軽な情報発信手段もわんさかありますし、連ジ熱帯discordで独り言を殴り書きして反応をチラ見してみるのもお勧め。
(ちなみにこのブログは広告収入とかビタ一文入らんし月額ン千円サーバー代が飛びます。)
(だけど「書いてて意味あるんすかね…」とか疑問に思うことなんて毛ほどもありません!)

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青葉区内部とジオングオールレンジの相性

たぶん経験則で知ってる人は多いと思われるこの仕組み。
ステージ上段にいる限りはジオングのオールレンジ攻撃をほぼ無効化できるみたいです。
CPU戦ラストステージなんかだとステージ上段で待つのが基本になりますね。

この現象が発動する詳しい理屈はちゃんと調べたことないし、正確な解説も見たことないです。
ただ仕組みが解明されても他に応用される気配もなさそうなのがジオングの悲しいところ。

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コンボ補正データをアケ版DC版基準に追加修正

さて、かねてから掲載していたダメージデータはPS2版対戦モードでの調査によるもので、ゲーセンで遊ばれるアーケード版や熱帯で盛り上がっているDC版とはダメージ値が微妙に異なることが確認できていました。

そういう訳で、デフォルト設定の難易度4ダメレベ3の状態でコンボ補正を調べなおし、掲載データを修正することがようやくできました。修正したコンボ補正データはこちら

恐らく漏れ落ちはないはず……?

ただし個々のMSごとのダメージデータなどは未だ調査に至らず、PS2版調べのままです。
アケ版ローカル対戦や熱帯にS&Lが実装されたら調べなおす予定ですのでご容赦ください。

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貫通後のビームに関するダメージ法則について

「実弾やMSを貫通した後のビームはダメージが半額になる。」って話は皆さんもよくご存じかと思います。

ならば「複数の実弾やMSを貫通した後のビーム」について、ダメージ計算がどうなるかって疑問を調査してみました。

ガンダムBR基本ダメージ:124……………を基本値にしての調査

1体貫通後ダメは62=1/2
1体貫通後の誤射ダメは31=1/2の半額
2体貫通後ダメは41=1/3
魚雷(弾頭2発分)貫通後ダメは41=1/3
2体貫通後の誤射ダメは20=1/3の半額
魚雷×2(弾頭3発分?)貫通後ダメは31=1/4
魚雷(弾頭2発分)と1体貫通後の誤射ダメは15=1/4の半額
魚雷(弾頭2発分)と2体貫通後ダメは24=1/5
魚雷×2(弾頭3発分?)と1体貫通後ダメは24=1/5
魚雷×2(弾頭3発分?)と1体貫通後の誤射ダメは12=1/5の半額
魚雷×2(弾頭3発分?)と2体貫通後ダメは20=1/6
魚雷×2(弾頭3発分?)と2体貫通後の誤射ダメは10=1/6の半額
魚雷×4(弾頭8発分?)貫通後ダメは13=1/9
魚雷×4(弾頭8発分?)と1体貫通後ダメは12=1/10
魚雷×4(弾頭8発分?)と2体貫通後の誤射ダメは5=1/11の半額

つまり貫通回数が増えるごとに1/2、1/3、1/4、1/5……とダメージ減少する法則。
貫通回数を「X」とすれば、「基本ダメージ÷(X+1)」の数式でダメ計算ができるようです。

ゴッグなんかは魚雷×1で弾頭が2発出るので、敵BR相殺を上手くやれば1/3にダメ減可能。
ゴッグ使いにとって魚雷相殺はかなり重要なテクニックなのでチェックしておきましょう。

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やったー無印旧ザクのダメージ表できたよー

あらゆる困難が科学で解決するこの令和の時代、ネットの深層で未だ蔓延る連ジ無印一派。

そんな皆さんが気になる、無印のダメージデータは? DXとの違いは? 旧ザクの性能は?

調べてみました!

●連ジ無印旧ザク
    マシンガン  14*5 (*4で56[よろけ] *5で66)
    バズーカ   102 (実弾74,爆風37)
    クラッカー  14~54(実弾14,爆風14)
    通常格闘   [近距離]94 (37,74)
           [中距離]74
    ステ格闘   37
    特殊格闘   93
  ステップ特殊格闘 74
    空中格闘   55
  空中ダッシュ格闘 74
    着地格闘   ステ格闘と同じ
  起きあがり格闘  ステ特格と同じ

●連ジDX旧ザク(比較用)
    マシンガン  9*5 (但し、*5は42)
    バズーカ   92 (実弾61,爆風41)
    クラッカー  直撃ヒット58(実弾51,爆風11)
           炸裂ヒット11~49
           壁当て等多段同時ヒット40
    通常格闘   137 (81,73)
    ステ格闘   77
    特殊格闘   120 (73,61)
  ステップ特殊格闘 73
    空中格闘   83
  空中ダッシュ格闘 79
    着地格闘   特殊格闘と同じ
  起きあがり格闘  83

局地的に話題になっている連ジ無印DC熱帯。そのダメージデータについて追ってみました。
無印の攻撃力の低さが浮き彫りになりますが、バズーカの威力は目を見張りますね!

以下には無印旧ザク調査の副産物を一応記しておきます。
アーケード版連ジ無印との違いがあるかどうかは未調査です!

●連ジ無印のその他ダメージデータ

111:ガンダムシャゲル生ゲルBR
121:ガンダムバズーカ
186:ガンダムハンマー
93 :ガンキャノンBR
97 :ガンキャノン砲 (55,55)
97 :ガンタンク砲 (55,55)
69 :GMビーム
78 :シャズゴビーム
14 :ザクマシンガン1発
140:ギャン密着ハイド (実弾18,爆風18)
74 :ゴッグ密着拡散 (1本18)
111:ゴッグ頭突き
132:ゴッグ空格 (1発目のみは111)
226:ゴッグ空格→空格→空格1段
264:ゴッグ空格→拡散

やっぱり連ジ無印はDXと比べて、全体的に1発のダメージが低く抑えられているようです。
特に低コスト機の攻撃力の低さには驚きですね!

いかがでしたか?

連ジ無印の旧ザクや、その他のダメージデータについてまとめてみました。

ここまで読んできて「全MSのダメージデータはないの?」と気になったことでしょう。

残念ながら無印について先人の研究結果は見つかりませんでした!

今も連ジ無印を楽しんでいる皆様方には是非とも調査を進めてもらい、謎となっている部分や気になるところを解明していってほしいものですね!

プレイ人口の少ない連ジ無印勢がこの先生き残るには?
連ジ熱帯での無印の扱いも気になるところ…。
今後も連ジプレイヤーの皆さんに幸せなことがあるといいですね!!!

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連ジDXに「時間補正はないですよ」を一応検証

「残時間補正」って話をたまに耳にするんですが、どこが出所のネタなんでしたっけ?

「残り時間が少なくなると攻撃力アップの補正がかかる」って意味なら、そうした補正は連ジDXには無いと思うんですよ。

にもかかわらず不定期にそうした話題が持ち上がるのは、何か理由があるのかな。

時間補正の存在を否定する度に、Ζ無印の「ハイパーコンビネーション」を思い出します。

稼働当初は「ハイコン発動中は攻撃力2倍!」説が強く信じられていたのに、当時データ班だった自分が実測した結果は意外にも攻撃力に変化なし。

測定結果を攻略掲示板のデータ班スレに書き込むも、スレ住民から中々信じてもらえなかったのをよく覚えています。

そう言えば「同時ヒットはコンボ補正かからない説」も根強く信じられていた気がしますね。
瞬間的に攻撃が多重ヒットすると大ダメージの印象が強くなるものなんでしょうか。

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GMやシャザクは高コBR3発で落ちるのか?

ダメレベや補正によって変わるから一概に言えない…というのが従来の結論。
しかし連ジ熱帯では一部の鯖を除き難易度4ダメレベ3でのダメージ値に設定が統一されているので、残体力残コストから与ダメージ値を計算することが可能となっています。

という訳で、連ジ熱帯での高コBRはGMシャザクに対してどれだけの与ダメをはじき出すのか整理しておきたいと思います。

GMシャザクとも体力400MAXで根性防御補正もないので
  ● 単発ダメージ134以上で3発死亡
  ● 単発ダメージ133以下で3発でもセーフ

となる単純計算です。

 高低戦で高コBRをGMに当てたダメージ(体力満タン根性補正なし)
残コスト600対600-----与ダメ129…⇔…被ダメ129
    600対225-----与ダメ124…⇔…被ダメ136
    600対30 -----与ダメ109…⇔…被ダメ156
    225対225-----与ダメ131…⇔…被ダメ131
    225対30 -----与ダメ114…⇔…被ダメ150
     30対30 -----与ダメ131…⇔…被ダメ131

上記表のとおり根性補正がない場合、残コスト補正の有無によってアウトセーフの境界線がくっきりと引かれることとなります。敵より残りコストが少なければGMシャザクを3発で狩れる。分かりやすいですね。

では残コストに差がない、あるいは敵の方が残コストが少ない場合。
これに根性補正が影響するとどうなるか。

 高低戦で高コBRを敵GMに当てたダメージ(根性補正1段階目)
残コスト600対600-----与ダメ132
    600対225-----与ダメ128
    600対30 -----与ダメ111
    225対225-----与ダメ135
    225対30 -----与ダメ117
     30対30 -----与ダメ135

 高低戦で高コBRを敵GMに当てたダメージ(根性補正2段階目)
残コスト600対600-----与ダメ136
    600対225-----与ダメ131
    600対30 -----与ダメ114
    225対225-----与ダメ139
    225対30 -----与ダメ121
     30対30 -----与ダメ139

 高低戦で高コBRを敵GMに当てたダメージ(根性補正3段階目)
残コスト600対600-----与ダメ140
    600対225-----与ダメ136
    600対30 -----与ダメ118
    225対225-----与ダメ144
    225対30 -----与ダメ126
     30対30 -----与ダメ144

根性補正1段階目とは、ダム体力277~406、シャゲ体力135~254。
根性補正2段階目とは、ダム体力212~276、シャゲ体力 75~134。
根性補正3段階目とは、ダム体力147~211、シャゲ体力  30~74。
根性補正4段階目とは、ダム体力 98~146、シャゲ体力   1~29。

敵との残コストに差がない場合は、根性補正が1~2段階つくことでGMシャザクを3発で狩れるようになるみたいです。早い段階で根性補正がつくガンダムBRが結構な脅威に。

一方で敵より残りコストが多い状態だと、残コスト補正がマイナスに働きGMシャザク3発即死は難しくなります。

 高低戦でガンダムBRを敵GMに当てたダメージ
残コスト600対30 -----根性補正7段階目(体力33~48)で与ダメ131
    600対30 -----根性補正8段階目(体力1~32) で与ダメ135
    225対30 -----根性補正5段階目(体力65~97)で与ダメ132
    225対30 -----根性補正6段階目(体力49~64)で与ダメ137

残コスト補正が不利でも、ガンダムで強めの根性補正がかかればGMシャザク3発即死も可能。
しかしシャゲ根性補正は最大でも4段階目までしかないので、GMシャザク3発即死は不可能。
分かりやすいですね。

結論:ちょっと補正が有利につけばGMシャザクは高コBR3発で落ちる!

根性補正か残コスト補正どちらかが付加されれば、高コBR1発でGMシャザクの体力3分の1以上を奪うことが可能ということ。

残コスト補正が不利な状態では強めの根性補正が必要となるので、シャゲでは厳しい場合も。
ガンダムBRはズンダが繋がりにくくとも、3発即死が実戦で十分ありうるので脅威ですね。
アケ版だと連勝補正の影響もあり、GMシャザクの装甲が紙と化す理由がこれでしょう。

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距離によって変化する効果音の大きさについて

ブッピガンだか何だか。モビルスーツがビームを撃った時に発する効果音など。
現実と同じく近くで撃たれた時は大きく聞こえ、遠くで撃たれた時は小さく聞こえるようです。

これ、ガンダムとシャゲBRはロックオン可能距離ギリギリの遠距離から撃たれると、完全に効果音が消えちゃって何も聞こえなくなります。(GMビームならロックオン可能距離が若干短いので効果音も小さく聞こえる。)

だから、遠距離死角から撃たれたBRは音だけに頼っていると察知することができない場合があるので気を付けようという話です。

結局はレーダーから敵との距離を推し測り、ロックオンアラートの明滅を見て、あとはビーム音の大きさも補助的に参考としつつ敵BRの到達タイミングを判別することになる訳ですが…。

このロックオンアラートの仕組みがまたくせ者だったりするので、既に調査結果をメモ書きにはしてあるんですが、詳細は後日改めて動画に撮って分かりやすく説明したいと思います。

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片追いが強いのは残コスト補正のおかげ?

再調査をきっかけに残コスト補正が影響を及ぼす片追いの有用性に触れておきます。

例に取り上げるのは、通常124ダメージの高コBR。
これが高低1機ずつ落ちて残コスト補正がMAXになった場合の変化を確認。

高コBRの与ダメは約2割増しの151ダメージ。
逆に高コの被ダメは1割引きの112。低コの被ダメは104まで減ることとなります。

 ● 片追いする側のBR与ダメは151
 ● 片追いされる側のBR与ダメは104

このように残コスト補正の有無によって、単発BRにも約40~50のダメージ差が生まれてしまうんですね。

GMビームの基本ダメが83で、ダムBRとのダメージ差が41であることを踏まえると、残コスト補正を有意に調整する戦略(片追い)の採用によって圧倒的な戦力差を生む戦況を意図的に作り出すことが可能だと言えるでしょう。

味方〇落ち・敵〇落ちで、どれだけ補正が働くのか例示

例を挙げると、敵低コを1落ちさせ敵高コを放置、2機目敵低コを狩りにいく場合の補正値。
追う側は追われる側に対して、残コスト補正が全く無いままの戦いを強いることができます。

残コスト600対400-----与ダメ124…⇔…被ダメ124
     30対400-----与ダメ151…⇔…被ダメ112

さらに例を挙げると、高コを1落ちさせて低コを放置、2機目の高コを狩りにいく場合。
追われる側は約3%の攻撃力補正、そして低コのみ約3%の防御力補正が得られるものの、狩りの対象となる高コは防御力補正を全く得られずゼロの状態で逃げ回らねばならない訳です。

残コスト600対225-----与ダメ124…⇔…被ダメ131
     30対225-----与ダメ151…⇔…被ダメ119

そもそも残コスト補正は防御よりも攻撃を優先としたシステムとなっています。
例えば、残コスト600対残コスト600のゼロ落ち同士の戦いでは、当然ながら高コBR基準値の124ダメージしか与えることはできません。

しかし、お互い高コが1落ちした残コスト225対残コスト225の戦況では、高コBRは131のダメージに。

そして、お互い高低1落ちずつの残コスト30対残コスト30の後半戦だと、高コBRは137のダメージとなり、双方約1割のダメージアップを見込むことができます。

残コスト600対600-----与ダメ124…⇔…被ダメ124
    225対225-----与ダメ131…⇔…被ダメ131
     30対30 -----与ダメ137…⇔…被ダメ137

こうなると、前半に戦果を稼ぐよりも後半戦で頑張った方が良い結果を得られることにも。
1発のダメージが大きい方が逆転の可能性も高まるし、劣勢側に根性補正が加算されることも考慮すれば、後半戦での片追いがいかに強力であるか理解できるんじゃないかと思います。

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