再調査をきっかけに残コスト補正が影響を及ぼす片追いの有用性に触れておきます。
例に取り上げるのは、通常124ダメージの高コBR。
これが高低1機ずつ落ちて残コスト補正がMAXになった場合の変化を確認。
高コBRの与ダメは約2割増しの151ダメージ。
逆に高コの被ダメは1割引きの112。低コの被ダメは104まで減ることとなります。
● 片追いする側のBR与ダメは151
● 片追いされる側のBR与ダメは104
このように残コスト補正の有無によって、単発BRにも約40~50のダメージ差が生まれてしまうんですね。
GMビームの基本ダメが83で、ダムBRとのダメージ差が41であることを踏まえると、残コスト補正を有意に調整する戦略(片追い)の採用によって圧倒的な戦力差を生む戦況を意図的に作り出すことが可能だと言えるでしょう。
味方〇落ち・敵〇落ちで、どれだけ補正が働くのか例示
例を挙げると、敵低コを1落ちさせ敵高コを放置、2機目敵低コを狩りにいく場合の補正値。
追う側は追われる側に対して、残コスト補正が全く無いままの戦いを強いることができます。
残コスト600対400-----与ダメ124…⇔…被ダメ124
30対400-----与ダメ151…⇔…被ダメ112
さらに例を挙げると、高コを1落ちさせて低コを放置、2機目の高コを狩りにいく場合。
追われる側は約3%の攻撃力補正、そして低コのみ約3%の防御力補正が得られるものの、狩りの対象となる高コは防御力補正を全く得られずゼロの状態で逃げ回らねばならない訳です。
残コスト600対225-----与ダメ124…⇔…被ダメ131
30対225-----与ダメ151…⇔…被ダメ119
そもそも残コスト補正は防御よりも攻撃を優先としたシステムとなっています。
例えば、残コスト600対残コスト600のゼロ落ち同士の戦いでは、当然ながら高コBR基準値の124ダメージしか与えることはできません。
しかし、お互い高コが1落ちした残コスト225対残コスト225の戦況では、高コBRは131のダメージに。
そして、お互い高低1落ちずつの残コスト30対残コスト30の後半戦だと、高コBRは137のダメージとなり、双方約1割のダメージアップを見込むことができます。
残コスト600対600-----与ダメ124…⇔…被ダメ124
225対225-----与ダメ131…⇔…被ダメ131
30対30 -----与ダメ137…⇔…被ダメ137
こうなると、前半に戦果を稼ぐよりも後半戦で頑張った方が良い結果を得られることにも。
1発のダメージが大きい方が逆転の可能性も高まるし、劣勢側に根性補正が加算されることも考慮すれば、後半戦での片追いがいかに強力であるか理解できるんじゃないかと思います。