って疑問が聞こえてきたので、分かってる範囲の説明を置いておきます。
● アーケード版ゴッグ拡散:1本ダメージ20/よろけ値80
● PS2DC版ゴッグ拡散:1本ダメージ27/よろけ値100
「ボタン1つでビーム12本」を一斉掃射するゴッグ拡散ビーム。
アケ版と家庭用ではゴッグ拡散の性能が変わってしまっているので結果も変わってきます。
ビーム1本ずつのダメージとよろけ値が異なることで、単発最大ダメージはどう変わるのか?
家庭用ゴッグ拡散の最大ダメージ
家庭用の拡散は1本のよろけ値が100。
1本当たればよろけが発生し、コンボ補正がかかります。
つまりクロスビームと同じように、5発ヒットで強制ダウンとなる訳です。
家庭用の拡散コンボ補正は……
【1発目27+2発目20+3発目16+4発目7+5発目3】= 合計73
となりますが、一挙同時に12発が発射される拡散は6発目~12発目も同時ヒットすると
【コンボ補正でダメージ1の拡散 × 残り7発分= 合計7】
が加算されるので、12発全弾が同時ヒットする密着射撃だと総計で80ダメージとなる計算。
よって、家庭用ゴッグ拡散の最大ダメージは80となります。
アーケード&熱帯版ゴッグ拡散の最大ダメージ
ダメージとよろけ値が変化したことにより、家庭用とは全く性質が異なるアケ版のゴッグ拡散。
しかし、これも密着ヒットだと家庭用と同じくたったの80ダメージと伸び悩みが見られます。
そう、単発拡散のみでダメージを稼ぐには当て方に工夫が必要となる訳なんですね。
拡散はよろけ値が低いためFS(フォーススタンド)が可能。
よろけ中の相手にヒットさせれば、コンボ補正を増やすことなくダメージを稼げます。
例えば盾ガードよろけ中の相手に全弾ヒットで【20 × 12発分】= 合計240ダメージを稼げますが、今回の主旨はそうじゃなくて盾ガードその他前置きなく単発でどれだけ減らせるか。
そう、先に拡散2本をヒットさせて→よろけた敵に残り10発を追撃させる当て方なら……
【1発目20+2発目20(よろけ)→残り10発分 × 15】= 合計190
の計算となり、理論上のアケ版ゴッグ拡散最大ダメージは190となるはず。
ただ実際にそうそう上手い当て方ができるはずもないのですが、熱帯トレーニングモードで何度か再現実験を繰り返した結果では【100……115……127……145……151……163……】といった記録を経て、ゴッグ拡散最大ダメージ190を叩き出すことに成功しました!
以上ここまで説明したとおり、ゴッグ拡散は密着で当てるとダメージが低くなってしまい、ある程度離れた距離から狙うことで倍以上のダメージを稼げることが分かりました。
じゃあなぜ密着拡散はダメージが低くなってしまうのか……?
その辺の仕組みはまた改めて別の記事で解説したいと思います。