DC版連ジは売上不振だったという今更な話
- 2022年 10月19日
2001年12月6日に移植発売されミリオンセラーを記録したPS2版連ジDX。
その後2002年4月11日にようやく発売されたDC版連ジの売れ行きはというと……。
そんな陰謀論みたいなこと言ってる人いるのか
連ジのDC版は
単に商売上の数字の問題
その時点でDCで出しても大した売れ行きが望めないと判明してたので
そもそも出す意味あるの?という話さえあって
NAOMI基板なんだからベタ移植くらい出しましょうと言って出しました
売れないので後回しになっただけ https://t.co/BAU6r1wrPv— 満福神社(中の人は脚本とか担当トミー朕) (@manpuku_jinja) September 29, 2022
NAOMI基板は作りやすいハードだった
NECのチップのせいらしいけど画面の発色もすごくきれい
弱点は半透明処理
半透明の物体が重なった時に
重なった数だけ処理をするので
見た目は正しくなるが
その面積が大きいとすぐ処理落ちするPS2は一番手前の半透明しか処理しなくて見た目は嘘になるが速い
— 満福神社(中の人は脚本とか担当トミー朕) (@manpuku_jinja) September 29, 2022
そもそも連ジ自体が「カプコン開発・バンプレスト発売元・PS2版発売元バンダイ」という大人の事情てんこ盛りのソフトで、創通エージェンシーやサンライズな著作権も絡んでくるとなれば「政治力」なんて暗喩で外野から邪推しちゃっても無理もないかもですね…。
そしてPS2版は過去のハード歴代ソフト売上ランキングで25位に入っている一方、DC版は10万本の売り上げにも遠く及ばず…。実売は2万本程度だったと言われています。
そもそもPS2とのシェア争いに敗れたドリームキャストは、DC版連ジ発売より1年以上前の2001年3月31日には生産が終了した、既に将来性の閉ざされたゲームハード。
発売に至るまでに何度もDC版開発中止の噂が流れ、嘆願署名運動なんかも経て満を持しての発売後もオフラインでの協力対戦ができない仕様は多くのユーザーをガッカリさせました。
後年になってからはアーケードの完全移植でも何でもない事実も判明。
何というか、本当に残念なソフトなんですよね。
3Dゲーム開発のイロハを教えてくれたハードでした。家電屋さんのハードに比べ、とても作りやすく流石ゲーム屋さんのハードだと思ったものです。#ドリームキャストの発売日だし思い出語れよ
— 稲田 義信 (@inaan777) November 27, 2013
DC版連ジ、「やったぞ!これでうちでもDC版で対戦出来る!もしかしたら4人コントローラーあるし4人対戦もやれるんちゃう・・・!?」と思ったら、パッケージに一人用って書いてて凄く不安になって熱帯でしか対戦できないってなって慟哭した思い出
— ギルダン (@Vandagill) May 28, 2015
それがまさか令和の世になってからの非公式連ジネット対戦への採用、アーケードモデルパッチ適用による進化で一躍脚光を浴びることになろうとは。いやいや分からないものですねえ。