連ジDXの改善希望点を考えてみる その6
バズーカ対MGの対戦バランスについて。
連ジにはバズーカ対MGという有利不利の相性が極端な組み合わせが存在します。大多数が不満点としてあげるだろうこのバランスを是正するには相殺判定を調整するしかないと考えます。
MGによる実弾相殺は、理不尽でストレスの溜まる調整であると強く主張したいと思います。
相殺判定についておさらい
バズーカやミサイル系統の実弾射撃には相殺判定が存在するため、他の当たり判定と接触することで弾頭が相殺されてしまいます。
これがバズーカ同士なら双方引き分けでよいのですが、連続射撃が可能なMG系統の弾幕とかち合うと、ばら撒かれた弾幕の欠片1個分でバズの弾頭がかき消され、残りの弾幕を一方的に打ち込まれることに。
そのため、MG側は中距離で適当にばら撒くだけでバズに対するバリアーを展開しつつ攻撃できるのに対して、バズ側は弾幕のバリアーの隙間をかいぐぐるような精密射撃でないと攻撃が届かないわけです。
参考動画↓3分55秒から4分3秒くらい
動画を見れば分かるように、MG側の硬直に確実に間に合うタイミングでバズが撃たれても、適当にMGをばらまくことで簡単にバズをかき消すことができてしまいます。
このゲームは多人数プレイですから闇討ちによりバズを当てにいくことが可能ではあるものの、タイマン状況となると接射等により距離をつめて攻撃しないことには攻撃が相手に届かないまま一方的にMGを撃ちこまれる展開が頻出。
このように全く同じ基本性能のザク同士でも、バズ装備とMG装備だと圧倒的な相性差が生まれてしまうわけです。
前述したように連ジは基本的に2on2が前提のバランスですから試合の流れの中で何とかなっちゃうことも多々ありますが、それでも局地タイマンでは理不尽な差がついてしまいます。
バズーカ対BRの対戦バランスはどうなのか
何も相殺はMGだけの話じゃなく、BRもバズを一方的に貫通して攻撃できますが、こちらは問題と捉えるべきではないでしょう。
BRでは広範囲に弾幕を張ることができず適当射撃でのバズ相殺は簡単ではありません。
それにバズ側にも相殺によってBRの威力を半減できると言うメリットが生まれます。
例えばゴッグ。BRで着地を取られそうな場面でも、敵の射撃タイミングにあわせて魚雷を撃ち、相殺により被ダメを抑えるテクニックは割と一般的に使われています。
(魚雷2セットと味方貫通のシャゲBRが18しか減らなかったこと有り)
普段やってることが通じない ≒ ゲーム性の乖離?
ザクでガンダムに勝つこともコスパを含めて無理な話ですが、それとこれとは話が別。
単なる強い弱いの話じゃなく、理不尽な相性差によるゲーム性の乖離が発生するのが問題。
連ジのゲーム性は「敵の攻撃を避けて、こちらの攻撃を当てる。」という基本的な流れに沿って2on2の中で腕を競うことを楽しむものですが、弾幕展開による射撃武器の相殺を意識した戦いはその基本的な流れとは異なるように思うのですね。
攻撃を避け反撃する、BR等の差し合い・差し返しゲー : 面白い! 相殺弾幕をいかに処理するか、MGによる弾幕展開ゲー : 面白くない?
これと似た問題がタンクゾックのダウン判定です。他のMS相手なら多段格闘ヒットでダウンを奪い離脱できるのに対して、タンクゾック相手ではダウン判定以降の格闘が無敵状態によりスカってしまい、離脱どころか確定反撃をもらうことも少なくありません。
空中接射ですら小ジャンプ食らいからの無敵を利用した確定反撃が狙われるほどに、通常とは異なる戦術を要求される特異な事例。
宙域での対戦プレイも同じで、地上戦とは全くゲーム性が違うから多くのプレイヤーから敬遠されているのが現状です。
要はセオリーに沿ったプレイの流れからあまりに大きく外れると、プレイヤーはそれをストレスに感じるということじゃないかと思います。
MG系の相殺判定を修正できれば……皆納得しますか?
以上の問題を解決するには
・ バズ側の相殺判定をなくすか ・ MG側の相殺判定をなくすか
の選択肢は2つ。
個人的にはMG側の相殺判定を無くしてしまうのがベターなのかなと考えます。
そもそもバズは当たり判定と接触することで爆風を発生させる仕組みがある以上、相殺判定そのものを無くすのは難しい気がします。それにBR貫通で半額補正のテクニックをなくしてしまうのももったいないと感じますし、ゴッグなんかはこれがないと死活問題で高コから逃げ切れなくなりかねませんからね。
と、ここまで自論を述べてきましたが、相殺判定に対して不満を持つプレイヤーが多数派であるという認識は、果たして間違ってはいないでしょうか?
現状の相殺判定を面白いと感じる人が、本当に少数派なんでしょうかね?
50 名前:24 投稿日:07/04/04(水) 17:09
> お聞きしますが、現状のバズ対MGに何か思うところがあるのでしょうか?
相殺のあるバズ対MG戦は面白いですか?
何というか相殺判定(個性?)にここまでこだわられれる人は珍しいので。バズ系の相殺判定を無くすとビーム系に近くなります。
バズ系の相殺判定を無くし弾速をあげた変更をしたものでエゥーゴvsティターンズのアッシマーがあります。
で、アッシマー強いんです。
これはこれで面白いのですが、既に投入済みなので別の面白さがほしいのです。
エゥーゴvsティターンズ以降は高コストがビーム兵器ばかりで個性が無いとの批判がありました。55 名前:24 投稿日:07/04/10(火) 17:44
バズ相手に相殺でウマーと思う時がありますので。それも失くさないでほしいわけです。
MGとの相性がが問題ならMGに対して耐久性を持たせればいいのじゃないでか。2発ほど。56 名前:SJO ◆ Q.27Ban..Q ★ 投稿日:07/04/12(木) 21:54
> バズ相手に相殺でウマーと思う時がありますので。それも失くさないでほしいわけです。
物凄く少数の意見だと思いますけど…。> MGとの相性がが問題ならMGに対して耐久性を持たせればいいのじゃないでか。2発ほど。
実際やってみないとMGバズどちらが有利なのかも分からないなあ…。
戦略性の増減、バクチ性の増減も予想がつかないし…未知数です。
例えば、一部でサンダーボルトと呼ばれる復帰狩り。
これなんか運だけで勝敗を大きく左右する連ジの最も理不尽な要素だけど、運ゲーによる逆転要素をこれはこれである意味面白いと感じる人も少なくないのではと考えさせられます。
対戦ゲームとしての旬はとっくの昔に過ぎて、皆さん理不尽要素も織り込み済みで連ジをプレイしているとは思います。しかし、今更ですが他の人の意見も聞いてみたい。
特に高低戦とは違い、低コ戦なんかバズ機体もMG機体も多くて対戦バランスへの影響がでかそうなんですけど組み合わせに気を使ったりはしないんでしょうか?
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