瞬間納刀について今更解説 その2

前回の記事で瞬間納刀に必要な概ねの条件を

● サーチ切り替え後の敵の位置が近ければ、瞬間納刀成功。
● サーチ切り替え後の敵の位置が遠ければ、瞬間納刀失敗

と書きましたが、これにもう1つ条件を追加します。

● 敵2体の位置につき角度が大きく開いていれば、瞬間納刀が成功しやすい。
● 敵2体の位置につき角度が狭く開いてなければ、瞬間納刀が失敗しやすい

近くの目標にサーチを切り替える場合に、「ロックオンマーカーが黄色から赤色に変化するまでの時間が長くなることによる影響で瞬間納刀が発生するという仮説」を立てましたが、これには敵2体の角度も大きく影響してくるようです。

敵2体が横に散開しているのでなく、上記動画のように敵がほぼ一直線に並んでいる状態では瞬間納刀の成功率はかなり下がってしまいます。

ただしこれは横軸の角度だけではなく縦軸の角度も影響するようで、高く飛んで無理やり敵2体と自機に対する位置関係を変えることで角度を広げてやることが可能。

実戦では敵2体との位置関係なんて刻一刻と変化しますから自ら動いて角度調整するのは困難。特に低空フワフワから瞬間納刀を狙う際は、射撃が暴発しやすいので注意すべきでしょう。

キャノン系武装の打ち上げ花火防止策にも応用できる?

瞬間納刀の原理については、キャノン系によるサーチ切り替え射撃の打ち上げ花火暴発と恐らく同じものと考えられます。(瞬間納刀できる状況 = 打ち上げ花火暴発?)
原理を頭に入れていればキャノン暴発を未然に防止することができるかも。