感染症の終息は未だならず、色々あった2022年も今日でおしまい。
来年こそ良い年となるよう願いを込めて、今年1年を振り返ってみます。
2022年の「アーケード連ジ事情」を回顧
日本国内における連ジ最後の聖地であった和歌山ピタゴラス。
コロナ禍による営業休止→一時復活を経たものの、感染拡大の余波に打ち勝つことはできず…。
常連の足が遠のいた結果連ジの筐体は全て撤去されてしまい、和歌山連ジは終焉を迎えました。
今年1年間ゲーセン連ジでの2on2は結局一度もかなわず。
10年以上にも及ぶ楽しい思い出も遠くなりにけり……今まで本当にありがとうございました。
関西勢である自分のゲーセン行脚はこれにて完全終了することとなりました…が、とある都内の飲食店舗では有志による基板提供によって連ジDX対戦会が複数回企画されています。
ゲーセンとは少し異なる環境で今後も不定期に会合が開かれるとのこと。
生き残ったアケ版連ジの貴重なプレイ環境を大事にしていってほしいですね。
ちなみに海外ではまだゲーセン連ジが現役バリバリ稼働中の国も。
あちらの連ジ事情は言葉の壁もあり詳細不明ですが、一部プレイヤーが続々と連ジ熱帯へ参戦してる様子ですので、海外の猛者に興味のある人はアンテナを広げてみてください。
2022年の「連ジ熱帯事情」を回顧
ボランティア有志の開発運営により、今年も順調に参加者を増やしてきた連ジネット対戦。
以前は週末深夜でないと中々対戦も盛り上がらなかったのが、参戦人数増加により平日夜間でもそれなりに2on2対戦成立が見込めるようになってきたのは嬉しいこと。
今では連ジ稼働当初の有名プレイヤーも参戦を表明し、さらには動画配信環境の成熟もあってか多くのプレイヤーが毎日のようにネット対戦動画の配信を行っています。
10月頃には「ロールバック型の同期方式」に関する実験が開始。
入力遅延の完全解消さえなれば、アケ版同等の操作感覚をも再現できる可能性が示されました。
未だ開発段階で全鯖実装に至ってないとは言え、今後の進化に大きな期待が寄せられます。
ただ人が増えたことに伴って、特定プレイヤー間のもめ事が顕在化しつつあるのは少し心配。
運営有志の方々に要らぬ負担を強いて、熱帯の進化に支障が生じては本末転倒甚だしい。
日々無料で利用しているこの環境は、少数の開発者のご厚意によって成り立つことを忘れずに。
どうか皆様感謝を忘れず、節度と誠意ある利用を心がけていただくようよろしくお願いします。
2022年の「連ジ周辺事情」を回顧 ~ そして新年の展望は?
稼働から21年も経ったレトロゲームなんていい加減ネタも尽きそうなものですが、今年1年の間だけでも様々な新発見について報告が寄せられています。
他にも連ジ熱帯でのやり込みが進むにつれ、アケ版とDC版の様々な変更点についても取り沙汰されたり、アーケード版連ジエミュレータによってローカル2on2がいよいよ可能となったり。
池袋ミカドではまさかの連ジ無印大会なんてビックリイベントも開催されました。
当サイトも更新ネタに事欠かない活況が依然として続くなんて、思いがけない誤算だったり。
平成後期よりむしろ令和に入って連ジが盛り上がりを見せるなんて誰が予想したでしょうか。
国内ゲームセンターでの連ジ対戦文化がついに途絶えてしまったのは実に無念ですが…。
連ジ熱帯を中心に皆が楽しく遊べる平和な環境が、新年も続いていくことを願ってやみません。
そしていつの日にか将来は、アーケード連ジの復興を……!
連ジ2on2を楽しく遊べる幸せな環境がずっと続くこと、自分はそれを一番に願っております。
どうか新しい年が良いお年となりますよう、どうぞ皆様重ねてよろしくお願いいたします。