密着ゴッグ拡散がダメージを稼げない理由(^^♪

アケ版ゴッグ拡散は密着ヒットさせても、なぜかダメージはたったの80どまり。
敵ロックオンカーソルは即黄色になって強制ダウンさせる結果となります。
これはどういう理屈でこうなっちゃうのか?

当て方次第で単発190ダメージをはじき出すはずが、密着ヒットでは半額以下のダメージしか稼げないって部分の原理法則。これについてちょっと説明してみます。

恐らくこれはよろけ値100未満の攻撃を同時に重ねることで、同時FS(フォーススタンド)が多数発生することで一気にコンボ数を消費しているからではないかと推定されます。

だから合計12発の拡散密着ヒットで、瞬時に5ヒット以上のコンボ補正がかかるという理屈。

同時FS(フォーススタンド)ってどういう意味でしたっけ?

連ジ全盛期の一部有名コテハンの間ではこのFS(フォーススタンド)という言葉が好んで使用されていましたが、ズンダやモンキーのような特定語句と比べて今や随分聞きなれない言葉に。

『force stand(強制起立)』を由来とするであろうこの言葉。元はダウン属性攻撃に別の攻撃を完全に同時ヒットさせることで、ダウン属性を打ち消してしまう現象を差していたはず。
(転じてよろけモーション中によろけ値の低い攻撃を重ねる意味に変化したような。)

この「完全同時ヒット」というのが非常に難易度が高くて、実戦で目撃頻度の多いものと言えば「多段格闘ヒット中にマシンガン合わせたらなんかダウンしなかった」くらいのものかも。

しかし実は、ダウン属性打ち消しコンボを繋げてもダメージは案外大したことない場合も…?

同時FS(フォーススタンド)によるコンボ補正の増加現象

さて、この同時FSにはダウン属性の打ち消し以外にも、別の属性付与が確認されています。
よろけ値100の攻撃と、よろけ値100未満の攻撃を同時ヒットさせた場合……。

 ● よろけモーションがよろけ値100未満の攻撃のものへと変化する。

 ● コンボ補正が通常よりも1段分多く追加される。

今回は「コンボ補正が余計に増える」って部分に注目することとします。(一部では「同時ヒットだとコンボ補正が増えない」という根拠のない誤解もありましたが、真実はその真逆。)

つまりよろけモーション中へのマシンガン追撃など、普通ならコンボ補正を増やすことなくダメージを与えられるはずが、完全同時ヒット(FS)させてしまうとコンボ補正が増えてしまい、ダメージが減ってしまうという理不尽に見舞われるということです。

なおこれは、よろけ値100未満の攻撃を複数同時ヒットさせた場合も同様。

例えばマシンガン多数同時ヒットでよろけを取ったなら、よろけ後同時ヒットさせた分だけコンボ補正が追加されるようで、詳細調査未了ですが恐らくよろけ値100以上累積から後の同時ヒット分だけコンボ補正が追加されるような気がしています。

こうした同時FSによるコンボ補正の増加現象は、当然ながらゴッグ拡散にも当てはまります。

ゴッグ拡散12本の同時FSによるコンボ補正のオーバーフロー

ゴッグ拡散ビームのよろけ値は80。ビーム2本でよろけが発生する仕組み。
これを密着距離で12本全弾を同時ヒットさせることで、コンボ補正が意味の分からないことになってダメージも80という微妙な数値に落ち着く……という説を提唱してみます。

密着拡散じゃなくても、拡散の当たり方次第でコンボ補正が複数段付与されるようで、拡散よろけに追撃してもダメージは微々たるものとなってしまうようです。

ダメージ値がどういう内部計算になってるのかは……よく分かんなかったです。
今のところ、同時FS説以外に密着拡散のダメージ減を説明できる理屈が思い浮かばないので、他に有力な異論があれば教えてやってつかぁさい。