FP(ファニープッシュ)からのコンボ補正:移動起き編

ダウン中に横方向へレバーを倒しておくことで、移動起き上がりができます。
この最中にFP(段差キャンセル)が発生した場合のコンボ補正について説明します。

移動起き上がりモーション中のFPは、押し出した瞬間から無敵状態なしで通常状態に復帰するので、即追撃が可能である一方で即反撃されるリスクも伴う諸刃の剣となります。
追撃にコンボ補正はかかりますが、ダウン状態ではないため追い打ちの半額補正はありません。

BR→(FP)→BR:229(=129+100)

追撃に対するコンボ補正は、FPで通常状態に復帰した瞬間から一定時間継続されます。
逆に言うと、復帰から一定時間経過後に追撃することでコンボ補正を切ることも可能。
その代わりに反撃を食らうリスクは当然高まります。
下の動画の2回目FPは、補正切りのタイミングで追撃しています。

BR→(FP)→BR:258(=129+129)

移動起き上がりモーション中のFPで、追撃に格闘を合わせることができれば大ダメージを見込めそうですが……なぜか移動起き上がり中は格闘の誘導が解除されてしまいます。
一方で射撃はしっかり誘導してくれるので、ステップによる誘導解除とは逆の法則になります。

5段ヒット強制ダウン後の移動起き上がりモーション中のFPは、押し出した瞬間から無敵状態なく通常状態に復帰して、尚且つコンボ補正もリセットされた状態となります。

BR×5(ダウン)→(FP)→BR:495(=129+100+79+39+19+129)

この状況ならFPコンボで即死も有り得るので、大道芸として知っておいて損はないでしょう。