連ジ稼働から相当年数経過で記憶の風化に危機感
元カプコンの連ジ製作スタッフであった冨田篤氏。
時折SNS上で当時の連ジ思い出話に花を咲かせてくださることが多く、自分もこっそりフォローさせていただいております。
この度同氏が自身のアルカディア掲載インタビューを顧みて、記憶風化によるうろ覚えな事実誤認の可能性を仄めかされています。そりゃ連ジ稼働から来年で25周年を迎える訳ですからもう仕方のないことでしょう。
懐かしい記事ですね
「DXは元々家庭用として作っていたのをアーケードでも出した」
と僕自身が書いてますが
今の僕の記憶だとPS2版を作るついでにアーケードでも続編として出すという話で始まったような
すでに記憶が怪しくなってるのかも
まあ昔の話ですからねー https://t.co/YJZfGE2kRi— トミー朕 (@tommy_tin) October 24, 2025
元々DCへの移植を想定して開発してはいましたが
アーケード版が終わるまで実際には動いてなかったと思うんですよね
で
アーケードの開発が終わる前にPS2版+アーケード続編の話が来たはずでまあこの記憶がすでに怪しい可能性があります
— トミー朕 (@tommy_tin) October 24, 2025
「DXは元々家庭用として作っていたのをアーケードでも出した」と「PS2版を作るついでにアーケードでも続編として出すという話で始まった」の違い。
DC版移植に関する諸々の事情と同様に、開発の現場と広報スタッフとで認識に齟齬があった可能性も否めません。
いずれにせよ、今後は事実を知る立場にあった元スタッフの証言と言えども、数十年前の事実に裏も取らず軽々しく鵜呑みにすることはいよいよ難しくなってくるのでしょうね。