【連ジ】2011年の出来事

震災によりかつてない国難を迎えた2011年は、一方で連ジ稼働10周年という記念すべき節目でもありました。
恐らくは本年中に何らかの記念イベントがあるものと界隈の動向を見守っていたものの…。

人気全盛のEXVSに嫉妬!

自分が連ジ10周年と信じていた今年は、vs.シリーズ10周年という何だか漠然としてぼやけたものに取って代わられ、それすらもEXVS1周年という異質なものにいつの間にやらすり替えられてしまっていたのでした。

10年前のゲームに未だ必死になってる連ジマニアとしては怒りの声をあげるべきところなんでしょうが、界隈で同様の反応をほとんど見ることがなかったのは寂しいですね。

「ガンダムVS.シリーズ」10周年記念イベントって……
vs.シリーズ10周年記念イベントとは一体何なのか? 実態は単なるEXVS1周年記念イベント!?

その代わりと言うのも変な話ですが、PS3版EXVSの発売につき元PS2版連ジプレイヤーの掘り起こしが行われ、連ジ系列の続編or移植を望む声が俄かに高まってきています。

が、これはあくまでこれは「連ジ系ゲーム」を望む声であり、各々が求めるのは「1stガンダムの世界観」であったり「シンプルな操作性」であったり「ミッションモードよ再び!」であったりと1枚岩ではありません。

自分のようにゲーセンでの2on2対戦偏重で連ジとΖを全くの別物と断じるユーザーは極々少数派でしょう。

…と言っても、今後の展望は明るいのかも?

連ジ箱○移植を謳ったたのみこむは事業継続が危うい状態で、期待されたskype通信対戦は発起人が失踪状態…。

PS2版GVSΖも通信対戦がサービスを終了し、ガチ対戦できる場が減じるにつれ、やはりモチベをなくしてしまう人もいるようで……。

しかし、このようにテンションの低くなる出来事も多い中で、絶滅危惧種と思われたガチ対戦プレイヤーを近場で発見できたのは個人的に大きな収穫でした。

安定して対戦ができる梅田モンテはもちろん、高レベルな対戦が望める和歌山勢の台頭。ニコニコ動画でも昨年までは主だったCPU戦やミッションモードの動画に変わってレベルの高い対戦動画があげられるようになりました。

都市圏以外の連ジプレイヤーは息してないんじゃないかと見られていた2、3年前が嘘のように、ここにきて連ジの対戦人気は上向いてきている気さえします。

アーケード連ジの火は消えていません。
2012年は、それを後押ししてくれる「何か」があることを期待します。