「敵の素早さを下げる技」は実戦に役立つのか?
素早さを下げる呪文……ドラクエで言うボミオスが有名なんでしたっけ?
実は連ジでも敵の素早さを下げることが可能です。
経験則で知っている人は多いかと思われますが、敵機と密着に近い近距離まで接近するだけで、敵の行動スピードを大きく鈍らせることができます。
半密着による歩き速度の低下をガンダムを例に目測。通常だと約14秒で歩ける距離が、鈍化状態だと約23秒かかりました。
これは陸ガン以下ゴッグ以上のスピードになるので、高コBRを歩いてかわせなくなります。 pic.twitter.com/8NhHvjA5VE
— SJO|僕のQたん ヽ(´ー`)ノ (@SJO_Q) June 1, 2024
半密着によるブースト速度の低下をガンダムを例に目測。上昇速度はタンク以下となる一方、下降速度も低下することで滞空時間が増えるメリットも。
BRによる空中お手玉コンボもこれを利用したものですね。 pic.twitter.com/dDkA4UtHtx
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敵機と密着することで自機の動きも鈍ってしまう諸刃の剣…。
ですが、これを利用して敵機の歩き速度やブースト速度を鈍化させれば、高コBRなど誘導の強い攻撃を回避困難な状況に陥らせることが可能です。
ただし例外もあって、ステップと空中ダッシュに対しては何の効果も発揮しないので注意。
素早さが下がるのは敵機付近だけのことで、味方僚機からの影響はないので安心。また、レバーを2回入れる行動(ステップ&空中ダッシュ)については速度低下は発生しません。
逆に言うとそれ以外の移動行動には速度低下がつきまといます。ブースト上昇&下降時の横移動についても同様です。 pic.twitter.com/yvSJ7t1Ptg
— SJO|僕のQたん ヽ(´ー`)ノ (@SJO_Q) June 1, 2024
速度低下状態では高コBRの誘導を振り切れません。起き上がりからブースト上昇中、敵機にまとわりつかれ攻撃をかわしきれないのはこのせい。
また、撃破直後も敵機の判定がしばらく残る影響で、速度低下状態も持続。半密着判定以外に押し合い判定も残存するので、この瞬間は相当無防備な状況に。 pic.twitter.com/xU8WpIMnsf
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動画で実例を挙げたように、速度低下中は歩きやブーストでの回避が困難です。
例えば接射で敵を撃破後、敵僚機からの攻撃を歩きで避けようとして全然避けられない…………そんな経験が誰しもあるはずですが、原因はこれ。
要は飛んで避けようとするんじゃなくて、ステップ優先で回避すべきってことですね。
あとはグフの空格起き攻め。
空格自体の出は遅くても、事前に密着されるとブースト上昇では避けきれなくなりがち。
さらにその瞬間を敵高コからBRで狙撃されると非常に厳しくなります。
密着戦での攻防につき、この仕組みを理解しつつ組み立てることで新たな戦術が生まれるかも?