ロックオンアラートのメカニズム(実践編)
- 2021年 11月11日
前回の記事で基本的な知識を確認したところで、実際に攻撃を受けた際に生じるロックオンアラートの変化を見ていきます。
敵から射撃攻撃を受けたときのロックオンアラート
前方からのロック警報については、敵から攻撃を受けても何も反応を示しません。
左右と後ろからのロック警報については、敵からの射撃攻撃によって以下のとおり変化します。
●【サーチされている敵から射撃攻撃】 ロック警報の四角部分全体が赤く光る。 「CAUTION 注意!」の文字が「DANGER 危険!」に変化する。 ビームは赤く光り続けるが、バズーカやマシンガンは赤く点滅。 ●【サーチされている敵からの射撃攻撃を回避】 ステップ回避により射撃攻撃の誘導が消えるとロック警報は元通りに。 もしくは目標を通り過ぎたり、地形に当たって攻撃判定を失った場合も同様。 ●【サーチされている敵から一部の射撃攻撃(※)】 ロック警報は普通に点灯したままで、変化無し。
(※)ロック警報が変化しない一部の射撃攻撃に該当する射撃・サブ射撃は以下のとおり。
射程距離のあるゴッグ拡散とクラッカーは、ロック警報を変化させずに奇襲が可能です。
陸GM手振り・ナギナタ回転・クラッカー・ドム拡散・ハイドボンブ・ヒートロッド
また射撃攻撃は誘導(ホーミング)が残っているかどうかで、ロック警報への影響の有無も変化します。モンキーBRや相手が地上にいる時のゾック頭部ビーム(限界射角外)などは射出の瞬間のみロック警報が反応。次の瞬間にはすぐ通常点灯状態のロック警報に戻ったりします。
一部でぶっぱ撃ちと呼ばれた「遠距離射撃後に目標からサーチを外す技」を使うとロック警報の表示を消すことができるので、状況次第で敵の油断を誘うことができるかも。
敵から格闘攻撃を受けたときのロックオンアラート
さて興味深いことに、遠距離での格闘は敵機のロック警報を消滅させる効果を持っています。
●【サーチされている敵から誘導距離内での格闘攻撃】 ロック警報は普通に点灯したままで、変化無し。 ●【サーチされている敵から誘導距離外での格闘攻撃】 ロック警報が消滅!
グフの空中ダッシュ格闘などはレーダーを見ないことには全く行動が読めず、遠距離からの急接近闇討ちが非常に強力となる要因に。ゴッグやシャゲの空D格で死角から接近するのも、ノーロックでのステルス近接と同様の効果をもたらすはず。
どういう意図があってこのような仕様となったのかは謎ですが、ロック警報にはさらに不可解な事象も見つかっているのでその辺は次回の記事で解説。