特殊技・用語解説
アッガイターン
アッガイのレバー入れブーストバルカンがロック中の敵方向に向き直る性質を利用して、敵の頭上でバルカンを撃つことで、敵の真上を高速旋回しながらサーチを外すテクニック。
サーチの外れた敵の上からロケット砲を当てにいくなど、回避の困難な起き攻めができる。
回転中は再サーチも困難で、敵機からするとどのタイミングでサーチを押せばいいか分からないので、下手なタイミングでサーチボタンを押すと僚機をサーチしてしまったりして混乱状態に陥り、上空へのアッガイへの対応がまともにできなくなる。
ブースト移動でなく空中ダッシュを利用したものはアガコプターと呼ばれる。
家庭用では仕様変更により上空回転ができないので注意。
アッガイダンス
アッガイのレバーニュートラル状態で射撃ボタンを一瞬押しては離す、一瞬押しては離すを繰り返すと……(;´Д`)ハァハァ
アッガイのニュートラルメイン射撃は11フレーム以上押しっぱなしにしないとバルカンが発射されない性質を利用した、アッガイ萌えを加速させるに至ったネタ技。
他にもステ特格連打での尺取虫や、ステ格→ステ特格でのクックロビン音頭という木星からの未確認情報も。
SDK(サーチダッシュ格闘)
空中ダッシュ格闘は、通常は近距離だと自機の向きに関わらず、敵のいる方向に向かって飛んでいこうとする。
だが格闘ボタンを入力する寸前もしくは同時にサーチボタンを入力すると、格闘が敵方向に誘導せず、自機の向く方向へ真っ直ぐ突進する。
空中ダッシュ格闘が高性能なグフなどは、これを利用して移動やフェイントなど様々な行動をとることができる。
SC(セクハラキャンセル)
クラッカーの残弾が0の時にクラッカーを入力すると、クラッカーの空撃ちモーションを利用して硬直キャンセルができる。
用途は多様だが、主にステップや着地硬直の軽減に使われることが多い。
そのネーミングから今ではただの「クラッカー空撃ちキャンセル」と呼ばれることの方が多くなっている。
FS(フォーススタンド)
攻撃がヒットして敵がよろけている間に、よろけ値100未満の攻撃を重ねることを指す。
よろけモーションへのFSは基本的に新たなよろけが発生せず、ロケット砲などはダウンさせずに追撃できるため、これにクロスビームやズンダ撃ちなどを併用する事で、ダメージ効率の高いコンボが可能となる。
他にもノックバックを強制的に方向転換させる効果もあり、アイデア次第で応用が可能。
しかし注意すべきは、よろけ発生と同時にFSを発動させた場合、1回のよろけでコンボ補正が2段分追加されるなど使い勝手が悪くなってしまう。
詳しい仕組みと実例についてはこちらの記事を参照。
FP(ファニープッシュ)
別名段差キャンセル。段差から落ちた時に起こるモーションキャンセルを利用するテク。
地上での硬直中に段差から落ちるなどして、空中判定に移行することで硬直が解除される現象を指す。
例えば格闘動作中に段差から落下モーションへ移行し、そこから空中格闘へ繋げるなどコンボに派生させることができたりする。
またダウン中の敵を段差へ押し出して、強制的に敵をダウン復帰させ追撃を狙うことも可能。
詳しい仕組みと実例についてはFPコンボまとめの記事一覧を参照。
L字ステップ
横ステップ中にサーチを切り替えることでステップの軌道を変えることができる。
横ステップはサーチ目標を中心とした円運動に近い軌道をとるので、円の中心軸が変わればステップの軌道も変わると言う仕組み。
十字砲火をステップで回避する際などに使用され、ステップ距離の長いゴッグが特徴的。
ちなみに前後ステップでL字ステップは無理。目標が切り替わろうが移動しようが直線運動しかできません。
起き攻め
敵の起き上がり際を攻撃すること。
起き上がりの無敵が切れた頃に空中から襲い掛かるケースが多い。
泳ぎ
アッガイ、ゾック、ゴッグ、ズゴック、シャア専用ズゴックの水陸両用機体はベルファストやジャブロー地上ステージの水中において、空中ダッシュ入力により遊泳が可能となる。
なお「泳ぎ格闘」はステップでは誘導を切れない性質を持つ。
ガン攻め、ガン待ち
ひたすら攻め、もしくは待ちに徹した状態を指す。
クイックドロー(QD)
ビーム射撃後に「レバー入れ→レバーニュートラル」を挟んでからビームを撃つことで、ズンダのように射撃硬直を短縮し、普通よりも短い間隔での連続射撃を可能とするテクニック。
正確なコマンドは判明していないが、シャゲのクイックドローは連続射撃がコンボとなり、即死も狙える強力な技。
無印連ジでのみ可能なテクニックで、DXでは不可能。
詳しくはこちらの記事を参照。
サンダーボルト
撃破した敵がその直後に復帰してきた瞬間を狙う、復帰狩り戦術のこと。
復帰の際に機体が空から落ちてきた再出撃の瞬間は視界が前方に固定されており、背後や上空の敵を視認することができないため、その無防備な瞬間を狙い撃ちにする戦法が非常に強力。
あまりに強力なために復帰位置によって勝敗が左右される「運ゲー要素」も大きいとされる。
またこれはエリアオーバーした敵に対しても応用可能で、2機で上手く連携すれば即死を狙えることも。
第二次世界大戦でドイツが用いた、雷のように素早く敵の防衛線を一点突破する戦術が由来とされる。
かつて存在した連ジ動画サイト「最後の大隊」による命名説が有力。
射角
射撃時に振り向き撃ちとならない角度・範囲のこと。
一部の例外を除いて、後ろを向いた状態からの射撃は振り向き撃ちになるので、前方およそ180度前後が多くのMSの「射角」となる。
似て非なる「限界射角(真上や真下など射撃を撃てない角度)」という概念もあるので混同に注意。
詳細データはこちらを参照。
瞬間納刀
抜刀状態から「サーチ+射撃」入力をすることで、射撃武器を撃たずに納刀状態へ戻ることを可能とするテクニック。
正確な成功条件は判明していないが、高度に差がある敵に対してサーチを切り換える際に入力すると成功しやすい。
詳しくはこちらの記事を参照。
すべり撃ち
ガンタンクのステップ射撃を普通に入力すると、ステップ移動にストップがかかり動きが止まってしまう。
この時ステップ射撃をブーストボタンと同時入力することによって、ステップを止めずにキャノン砲を撃つことができる。
その他にも「滑り砲身振り」など派生技も存在するので、詳しくはこちらの記事を参照。
タイマン
1対1(=1on1のこと)で戦うことを指す。
一部プレイヤーの間では「サイド7ジオン側平原で中距離まで近づき小ジャンプ」は”CPU回避によるタイマン”の合図とされている。
着地キャンセル(=着地C・着キャン)
何らかの行動によって着地時の硬直を通常よりも短くするテクニック。
ギャンの構えチェンジやグフのSDKなどが有名。
個別の着地Cについてはこちらの一覧を参照。
DFC(=骨折)
空中で前方を向いた状態から斜め後ダッシュ入力と同時に射撃を入力。
モンキー撃ちのようにサーチカーソルから方向をずらして射撃を行うテクニック。
他にFCと言うものもあるが、これは離陸モーションを空中ダッシュによってキャンセルし、
即着地と共に射撃を行う、いわば地上からの着地射撃によるDFC。
家庭用の仕様変更により動画では硬直してしまっているが、キチンと射角内で撃てばその後は歩きでの回避が可能。(参考動画:DFC・FC)
ナギナタ回転
ゲルググとシャゲルで射撃ボタンと格闘ボタン同時押し。
押しっぱなしでしばらく回転を持続させられる。DXでは攻撃判定は無し。
正面からの攻撃をある程度防ぐことも可能だが、空中ナギナタガードは不可能。
ニシオギ
敵の真上高高度からの起き攻めや、ブーストでサーチを外すテクニックなどの総称。ブーストで敵機の真上へ上昇、敵の視界から消えた所でそのまま急降下して攻撃、などが代表的。
西荻窪のゲーセンで多用され一躍脚光を浴びたことからこう呼ばれた。
(詳しい仕組みはこちらの「上下への視界(アングル)」の項目を参照)
(参考動画:1・2・3・4)
偽援軍
味方でありながら自陣を敗北させるために非協力的行動をとるプレイのこと。
高コスト機体を選んで援軍になり開始早々敵に突っ込んでいってわざと撃沈されるものと、作戦開始してから全く戦線に参加せず微動だにしない場合が分かりやすい。
基本的にマナー違反行為と認定される。
ネット対戦ではルール違反として厳重処分対象となる場合も。
二刀流
ガンダム限定技。
持っている盾が敵の攻撃などによって破壊された状態だと、ステップ特殊格闘がビームサーベル二刀流の大ダメージ4段攻撃へと変化する。
全段ヒットのダメージはデフォルト設定で296(各83、104、136、156)。
ノビー
アッガイの通常格闘3段目やステップ特殊格闘を指す。「ズサー」と呼ばれることも。
バナナキャノン
ガンキャノンでBR弾切れ時に、横を向きながらBR空撃ち→キャノン砲を入力すると
自機の向いている方とは逆方向にキャノン砲の弾道をを曲げる事ができる。
弾切れ時でなくても、横を向きながら空中BR空撃ち→ズンダキャノン砲で曲げる事ができる。(参考動画)
パンチラ斬り
着地と見せかけブーストを使い着地スレスレから再浮上することで、敵の着地狙い射撃をかわして空中格闘で反撃する技。
普段のジャンプで早めに着地するようにしていると成功率が上がるらしい。誘い待ち、フェイント行動の一種。
空格の出が早くリーチも長いGMやガンダム、またシャゲルキックなどは驚異である。
なお名前の由来は連ジ無印時代に某P氏が多用したことから。(参考動画)
ハンマー回転
ガンダムハンマーで射撃ボタンとブーストボタン同時押し。
押しっぱなしでしばらく回転を持続させられる。回転中のハンマーの威力は1発83。
正面からの攻撃をある程度防ぐことも可能だが、ハンマー回転バグには注意。
ぶっぱ撃ち
射撃後に自機のサーチをターゲットから外すことで、敵のロック警報を点灯させずに攻撃できるテクニック。
遠距離でのロック切り替え空中横ダッシュ射撃や、サーチ可能範囲ギリギリの距離でのバックダッシュ射撃など。
(参考動画:サーチ切り替え・横移動・射程範囲外)
砲撃モード
ボール、ガンキャノン、ガンタンク、陸型ガン180、ゾック、マゼラザクは、サーチボタン押しっぱなしで砲撃モードに移行することができる。
連射性能が上昇し、障害物の陰から狙撃することも可能となる。
砲身振り
ガンタンクの通常メイン射撃は、射撃ボタンを押してから発射されるまでの間に、任意の方向にレバーを入れる事によって射撃方向を調整できる。
敵の動き、回避方向を先読みして射撃を命中させやすい強力なテクニック。
ボールターン
宙域ボールのブーストダッシュ射撃は、他の期待と異なり旋回性能が非常に高いため、これを利用してブーストダッシュ射撃硬直中に360度以上ターンさせることができる。
この動きを上手く使えば、敵の射線から軸をずらしつづける事ができるそうな。
味噌
ミサイルのこと。元ネタはグラディウス。
パワーアップ時のミサイルの発音が「ミッソー」としか聞こえなかったため、「味噌」と略された。
無印
DXの前作、連邦vsジオンのこと。
モンキー撃ち・空中モンキー
一部のMSで、敵正面からおよそ斜め45~60度の角度を向き、ステップもしくは空中ダッシュ射撃。
本来敵MSに向かっていくはずの射撃を、サーチカーソルから横へずらして撃つことで
敵の動きを先読みして射撃を当てることのできる技。ステップや歩き待ちに対して有効。
自在に使いこなせるようになるには、敵機と自機との「角度」を覚えることが重要であり、
射撃モーションが正面を向く角度と、半身になる角度の中間をイメージすると成功しやすい。
なお、左手に盾を持っているMSは、右向きモンキーは出ないので注意が必要。
由来はモンキーハンティング理論であるが、実際モンキーの仕組みがそうであるかどうかは割とどうでもいい。
(詳しい仕組みや動画はこちらの「モンキーが出る仕組み」の項目を参照)
無反動砲
ガンタンクのジャンプキャノンを文字通り反動を無くして撃ち、そのまま上昇出来る技。
コマンドは射撃とブーストのずらし押し入力で、ブーストを1フレーム先に押すとよい。
入力成功のタイミングは割とシビア。
よろけ値
マシンガンやバルカン、ロケット砲などは一定のタイミングの内に複数回連続してヒットさせることで敵をよろめかせる、もしくはダウンさせる性能を持つ。
これは連ジプレイヤーの間では「よろけ値」という概念で考えられている。
くわしくはこちらの記事を参照。
なおメーカー開発者の間では「スーパーアーマー破壊値」や「ジャガーノート値」などと呼ばれていたそうな。
リロード
陸GMと陸ガンのマシンガン装備で、射撃ボタンとブーストボタン同時押し。
この2機のみ、こうして手動で残弾回復を行うことができる。空中では不可。
弾切れ時に地上で射撃入力でも装填可能。
鹵獲(ろかく)モード
敵軍のMSも使用できる設定のこと。
アーケード版ではパスワード入力画面で「MYWC7ZKI」とパスワードを入力すれば、鹵獲モードが発動。
連邦側でジオンMSが、ジオン側で連邦MSが使えるようになる。
ちなみに「Q3TIU6M5」が鹵獲モード解除パスとなる。
CPU命令・メッセージ
協力対戦時にスタートボタンを押すことでパートナーにメッセージを送ることができる。
・対戦開始時 「よろしく!」 ・体力満タン 「損傷なし!」
・HP減少(小)「損害軽微です!」 ・HP減少(大)「損傷拡大!」
・残HPわずか「もう持ちません!」 ・自機被撃墜時「撃破されました!」
・作戦成功(連)「ジオンに兵なし!」or「地球連邦軍バンザーイ!」
・作戦成功(ジ)「ジーク・ジオン!」 ・作戦失敗 「またよろしく!」
単機CPU戦時、もしくは1on2時にスタートボタンを押すことでに味方CPUに命令を出し、行動パターンを変えることができます。
・ノーマル :敵の方へ前進し射撃と格闘を距離によって使い分ける。CPU戦での敵機の動き。
・射撃重視 :中距離を維持し、射撃中心に戦う。
・格闘重視 :とにかく接敵し、格闘を狙う。射撃もするが頻度は低い。
・援護重視 :自機付近への移動を優先。結果的に自機と同じ対象をロックすることが多い。
・回避重視 :敵機から一定の距離を保とうとする。攻撃頻度は低い。
《命令の順番》ノーマル→射撃重視→格闘重視→援護重視→回避重視→ノーマル(以後繰返し)