空対地の色々

家庭用動画は中級者(SJO)対初級者(連ジやってない歴2年)によるものです。
正しい軌道で動いているとはとても言えないので注意

◆スッテプの特性を知ろう

対地接射とは即ち歩き、ステップに対して射撃を当てていくテクニックである。
空中の相手と違って地上でステップを踏む相手には「軸合わせ」を狙うことは非常に難しい。
なぜなら歩きや空中移動はある程度直線的な動きであるが、
ステップは敵機を中心とした円運動で動く、
つまり敵機と自機を結んだ射軸から常に垂直移動をしているからである。
(こっちをサーチしてない場合は別)

  • 歩き   >直線的な動き、軸(向き)を変えるのに短い硬直がある。
  • ステップ >ほぼ完全な円運動。常に敵の射軸から垂直に高速移動する。
  • ブースト >直線的な動き。軸(向き)を変えることができないので、上昇下降空Dに移行。
  • 空D   >直線的な動き、軸(向き)を変えるのにやや硬直がある。

よって射撃を当てる手段のほとんどが接射と硬直狙い(主に射撃硬直とステップ硬直)となる。

◆後出しで軸合わせも計乙

ぶっちゃけ後出しは空対空も空対地も同じだと思われる。
射撃硬直中はステップの回避が不可能となり、標的を軸とした円運動ができなくなるからだ。
なので後出し射撃の当て方については空対空の方を見てもらえれば事足りるはず。
問題はその後出しができる状況に持って行くまでが困難であることなのだが。
まあ要約すると射撃誘って後出しできればいくらでも当てる方法はあるってこと。
●動画11 ●動画31 ●動画62 ●動画139

それとこっちをサーチしてない人に関しては、円運動は円運動でも自機を中心軸としてないので
ある程度軸合わせが可能となる。L字陣形からの十字砲火なんかがその最たる例。
●動画49

◆待ちって何なのさ(広義の後出し篇)

間合いや位置取りがある程度上手い相手に対して、自分から崩そうとするのはとても難しい。
無理に突っ込んで先出ししても成功する確率はとても高いとは言えないし、
攻撃が回避された時点でブーストを消費しているので、交互ハメの危険が危ない。
また、距離と態勢を保って相手のミスや焦りを誘うような戦い方をされるのも厄介。
一見当てにいけそうだけど、自分が避けられるギリギリの間合いを活かして近づいてくるので、
微妙に軸をずらされ、近距離射撃や牽制ビームをかわしてから、
不利な体勢に持ち込まれ&反撃されてしまう…。
危険を冒さない、危ない間合いには自分から踏み込まない。
確かに負けないためには確実な作戦だが、それで両者の腕が拮抗している場合、
中間距離で戦況が膠着してしまい、どちらかが特攻するまでお見合いとなる。
時間切れ上等なら中間距離を極めてみるのもよいが、
このゲーム、タイムアップ判定では勝つことはできない。

突破口を開くにはまず地上から近づくことである。
飛んで近づけば距離を離されつつ着地を取られ相手の思う壺。
L字を取られないように気をつけながら歩きとステップで慎重に距離を詰めていく。
そうすれば相手が離れようとするには着地やバクステ、
背を向ける等隙が生まれるのでそこをつく。
前ステビームが当たりそうな距離まで近づけば、
ここでやっと飛んで攻め込む選択肢が有効となる。
僚機と息を合わせ二人掛かりで突っ込もう。
先出し役、後出し役、接射、ステ取り役など示し合わせておくと良い。
高コと低コじゃ機動力に差があるので、飛び込む時に置いてきぼりにしたりされないよう注意。

◆待ちって何なのさ(タイマンお見合い篇)

空対地のどちら側が有利なのかは割と意見の分かれるところだが、
主導権は攻める空側にあることは間違いない。
モンキーの通用しない歩き待ち、ステップ待ちを何とか攻め崩すには……。

  • 前述したように歩き、ステップなるべく距離を詰めてから仕掛ける。
  • 近距離まできたら相手の背後(射角外)をとるように移動する。
  • その手段としての牽制歩きビームも有効。
  • ステップ性能の良いMSなら小刻みステップで揺さぶりをかけるもよし。
  • ひたすら歩く相手には前ビもOK。
  • 相手のステップが正面以外の向きになったり、射角ギリギリの位置取りになれば攻込む合図。
  • 相手の射角外から攻めることができればベスト。
  • でなくともそれに近い有利な状況から攻めることを心がけよう。

相手の振り向き撃ちを誘える場所から行って見えないプレシャーを与える。
大事なのは相手の行動を制限すること。勘ではなく予想をする。
こんなところか? 意見求む。

◆射角の穴(応用篇)

標的と密着していれば確定間合いと思われがちだが、
正確には射出の瞬間に正面を向いて密着している必要がある。
ボタンを押した瞬間は密着で正対していても、
射出の瞬間に敵が距離を離したり後方に回り込んだら射撃は外されてしまう。
同様の理由から。相手が横向いてるとき、銃持ってる腹方向に突っ込むのと
がら空きの背中方向に突っ込むのとでは迎撃率が段違い。



逆にこの射角の穴、射角外モンキーを利用した攻めもある。
相手の回避方向に自機の向きを定めることで……詳しくはモンキーの項にて。

◆ 歩き待ちへの対地接射をすると撃ち落とされるどうすれば?

> 背中を取ったとしても読まれていれば振り向き撃ちで迎撃されると思いますよ。
> 当てる瞬間のタイミングを読まれないように撃ち込むしかないでしょう。
> 中距離から一気に近づいて当てようとすると完全に読まれて迎撃されて終わるので
> 近距離まで接近した後様子見の時間を0,何秒か置くのがいいと思う。
> ある程度近距離に近づくと敵は見てから反応して迎撃ビームを撃つのが間に合わないので
> (超人なら間に合うのかもしれないが普通は)読み合いになるかと。
> あとはこの読み合いに勝てばいいでしょう。
> ただ一番安全な手段としては誘って撃たせてから当てる、
> こちらに敵の神経集中させて味方に当ててもらう、
> の2パターンがあるので、これらも視野に入れて戦う必要があるでしょうね。
> 地上側はこちらの空中からのプレッシャーを受けて行動を制限されているのだから
> 精神的に余裕を持って焦らずに攻略していけばいいです。焦ると読まれますから。

接射系

◆「接射」

空Dで密着状態まで強引に突っ込んで射撃を当てた。

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基本中の基本。 xyz軸全ての間合いがバッチリなら相手は避ける事ができない。 突っ込みすぎるとステップで後ろ(射角の穴)まで回りこまれるので接射はスカる。 距離を詰められる前にタイミングを見計らったステップで避けることができるが そのステップを見切ればステ取り接射で対応できる。普通に真っ直ぐ突っ込んでも簡単に置きビーで迎撃されるので(フェイント後出しで対応可能)、 硬直中もしくは硬直が解けた瞬間や、背後を取ったときに狙っていくと成功しやすい。

◆「斜めダッシュ接射」

相手がステップしそうだったので、そっち方向に斜めダッシュして射撃。

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ステップ方向を予想してそっちに突っ込む接射。 相手が右側にステップするならこちらも右側にレバーを傾け、真正面に相手を捉えて接射。 もちろん読み違えて相手が逆方向にステップしたなら、距離が離れるか 射角の穴に相手を逃がしてしまい射撃は当たらない。(しかも背後を取られる)

◆「方向転換接射」

相手のステップに方向にあわせて方向転換して距離を詰め射撃。

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用途は斜めダッシュ接射と一緒で、ステップした相手を正面に捉えるための物。 空Dでの方向転換の硬直を置きビーで狙われやすいというデメリットはあるが、 こちらは接近まで一気に空Dではなく、自由落下を交えたり多少ブーストを節約して近づくことができ、 方向転換するまで左右に2択を迫れるので、空Dの移動方向を見てから逆方向にステップされることがない。

◆「ニートラル射撃(接射)」

空D射撃だと射軸がずれてスカりそうなのでレバーニュートラル射撃、もしくは振り向き撃ちで強引に当てに行った。


空Dの慣性が働いている間(ニュートラル後も10fr)は射角外はもちろん射角内でもモンキー(?)がバリバリ出ます。 慣性を消してから射撃すると、射角の穴でもない限り確実に標的に銃口を向けるので、方向補正の精度が上がります。 射角に不安、姿勢に無理があったならレバーニュートラル、もしくはブーストちょい押しで接射するといいでしょう。

わざと振り向き撃ちの姿勢で当てに行くと、射角の穴もなくすことができるので、更に方向補正強化。 地上の相手を飛び越し様に当てに行くなど、バズ系の射撃武器でよく使われるテクニックです。隙は大。
         

もういっちょ補足。空Dの慣性を解除するのは何も方向修正のためだけではありません。 空Dの高速移動では相手を大きく通り過ぎてしまうようなケースでも、単なるブースト移動や自由落下ならどうか。 移動スピードを緩めれば、ステップされても後方に相手を逃がすことはありません。 相手は背後や真横で位置しており、射角内にしっかり敵を捉えることができます。 こうなれば空中接射と見せかけてそのまま着地してしまってもいいですが相打ちに注意。
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◆「ニシオギ」

高高度から一気に自由落下して接射とかしてみた。

高高度から高速で自由落下して近づくので、迎撃されにくいし、撃たれても相手は硬直撃ちになることが多い。 起き攻めの際によく使われる。

ステ取り系

◆「ステ取り接射」

ある程度距離を詰めてからタイミング計ってステップ硬直を狙った。

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相手のステップを読んで接近。 ステップ硬直の瞬間を見計らって、ステップを取れる距離まで空Dで接近して射撃。 ステップ硬直が大きい機体に対して有効。隙の小さなステップにロングショートの使い分けがあると難度高い。 守備側はステップのタイミングを読まれないよう動きを工夫すること。 牽制の置きビーで相手に容易く接近を許さないことが対策となる。

◆「真横ダッシュ接射」

相手のステップと同じ方向、平行に空Dしてステップの終わり際を狙った。

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ステップ方向を先読みして、同じ方向へ思いっきり空D。ステップ硬直に合わせて射撃。 多少軸合わせの要素も加味されステップが取りやすいこと。平行に空Dしてるのでステップ射撃でも迎撃されないメリットが。 加えて相手との角度によっては射角外モンキーを狙えるため、ステップの先に射撃をおいておくこともできる。 ただしステップ方向を読み違えると背後を取られる上、ブーストを多めに消費するので不利な状況に。割とバクチ的。 距離が近すぎると横入力の空Dは撃墜されがちなので、思い切って空Dを斜め後ろ入力でやるのもよい。

◆「ニートラル射撃(ステ取り)」

ステップで射角ギリギリまで回り込まれたので、レバーニュートラル射撃でステップを取った。


●動画130
原理は接射のところで説明したまんま。ステ取りにも対応できますよっと。

◆「モンキーや骨折」

またもやダメもとで撃ってみたら当たったのでなんか笑えた。

●動画117 ●動画122
地上では上下軸がないので空中にいる相手よりは当てやすい。 開幕、余裕シャキシャキな時のとどめ、敵が障害物とか作戦エリア付近にいる時、 露骨に歩かれた時、中距離ズンダを決めた後、着地後、牽制、敵2機が微妙な角度で広がっているとき、 使えそうな場面としてはこんな所。無駄撃ちしまくって弾切れに注意。
         

●動画72 ●動画73 ●動画74 ●動画99 ●動画113 ●動画127 ●動画141
応用でわざと無理な姿勢で突っ込んでステップ先に射角外モンキーを置くことも可能。 図のように空中から攻める側が右側を向いていると、当然銃口も右側に位置するので、 地上側も同じ右方向に逃げようとするとひっかかることが多い。